UNIVERSAL MUSIC のU2サイトに、セットリストが載ってました。
--- 2006-11-29 ---
City of Blinding Lights
Vertigo
Elevation
I Will Follow
Still Haven't Found What I'm Looking For
Beautiful Day
Window in the Skies
Walk On
Sometimes You Can't Make It On Your Own
Bad
Sunday Bloody Sunday
Bullet The Blue Sky
Miss Sarajevo
Pride (in the Name of Love)
Where the Streets have no Name
One
The Fly
Mysterious Ways
With or Without You
The Saints are Coming
Angel of Harlem
One Tree Hill
***
公演の前日、「18singles」が届いて(まとめ注文が遅れた、、)
、、まぬけな私はDVD付き、というのをPV集だろうと勝手に思い込んでて、出勤前のBGMならぬBGVにしようとかけたら、いきなり歓声が聞こえてきて、ミラノのスタジアムLIVEの映像だったので吃驚。。突然テンション上りました。シカゴLIVEもいいけど、ミラノのこれ、伊のお客さんの雰囲気のせいもあるのかな、最高ですね。
、、で、当日もこのDVDを寸前まで見てたので、スタジアムの広いこと、ステージ上のメンバーなんか豆粒くらい、しかも暗くて彼ら黒い衣装じゃ、きっと何にも見えない、、でもスクリーンがあるからいいや、と覚悟の上で行ったら、、、!!!、、嘘ぉ、、、近い、(私の感覚で言ったら)めちゃめちゃ、近い!(4階席ですが)。。 エッジ側の花道が直ぐ真下に。。 前に、R.E.M.の武道館で、2階前列にもかかわらずマイケルがなんだかすごく近く大きく!感じられて、「こんな場所でU2見たら死んじゃう、、」などと書きましたが、その表現で言ったら、まさに「死んじゃう、、」。
席に着いた時、聞こえてきたSEが、クラッシュの「I Fought the Law」、、これだけでもう嬉しい。その後は、ストロークスとかハイヴスっぽい(?)音楽が流れてて、、花道をギターテクニシャンの人が弾きながらエッジが歩くように歩いてくる、、アリーナからそれだけで歓声が上る、、あんな風にエッジが見えるんだ!凄い、嬉しい(すでに泣きそうになる)、、、
19:40、曲が突然、大音量のすごい攻撃的な曲に変わった(あの曲、誰の曲か知りたい!)、、曲の終りと共に暗転、、!、、ステージ上にエッジだ!エッジだ~ぁっっっ。。。
、、と?、、ぎゃぁああという歓声にふと見れば、向うの花道をボノが歩いてる、日の丸掲げて、、いつのまに!? どっから出てきたの?、、ボノが国旗をステージ脇に突き立てて(それはラストまで其処にありました)、「City Of Blinding Lights」。バックスクリーンが白い光でいっぱいになる。綺麗だ~、U2だ~~~~。かっこいい、凄い、、(頭の中でこれらの言葉がエンドレス)
この調子で書くと終わらないので、、。ランダムにいきます。
4曲目、1stに入ってる「I Will Follow」の、サイレンみたいなエッジのリフ。たった2音をエクスプローラーで弾いてるだけなのに、何なんだ、あのカッコ良さは。この曲と共に、このLIVEでは自分の原点でもあるPUNKの音をU2の中に再発見するような感じがありました。これが好きなんだ、と。
ボノが曲の終りにちょこっとストーンズやビートルズのフレーズをくっつけるのは昔からだけど、今回もありました。ビートルズをくっつけて、そこからビートルズの匂いいっぱいの「Window In The Skies」へ行ったり、「Rock the Casbah」をくっつけて、「ジョー・ストラマーを知ってる? クラッシュのジョー・ストラマーだ」と言ったり(個人的にはここも嬉しかったな~、周りのお客さんは殆ど反応してなかったけど、、)、、そうそう、きょう本屋へ寄ってきたら『ロッキンオン』はクラッシュの特集だった。渋谷さん含めクラッシュについての座談会、が載ってて、思わず「渋谷さん、クラッシュ聴いてた?」と心の中で突っ込みを入れてましたが、やはり司会役のようで、そうよね、大貫さんに教えてもらったんだもの、クラッシュは。、、だから、ボノが、ジョー・ストラマーって言った時、もうちょっと解って欲しかったんだけどね。。
自分達の曲では、「Bullet The Blue Sky」(この時、花道の先でボノが何かに火を点けて、火の手が上がる)の後、(この手=アイルランド人、がアメリカを創った)という「The Hands That Built America」(映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』の主題歌)を挟んだり、、
鳥肌が立ったのは、「Bad」のあと、[How long... ] と、「40」のワンフレーズを挟んで、それが皆の大合唱になって、その後、「Sunday Bloody Sunday」のイントロが始まった時。4階席の40代と思しき世代の反応も凄かったけど、アリーナから沸いてくるうぉーーというどよめきに鳥肌が立ちました。U2は、平和に、みんなが解り合って、、というメッセージだけを発しているバンドじゃない、チャリティー資金を集める「いい人集団」なのじゃない。その底にある怒り、やるせなさ、苛立ち、、のどうしようもない持って行き所に [song] があるバンドなんだと思う。だからU2は、70年代PUNKsの、(その終焉を見てきた故の)、継承のかたちなんだと、誰が何と言おうとそう思うな。。「怒り」を知らない人間なんて私はキライだ。怒って耐えられなくてどうしようもなくなった時、じゃ、自分でその怒りをどうするか、自分の頭で考えろ、と言い始めたのが、PUNKであり、ジョー・ストラマーだったし。。
とにかく思い入れの有り過ぎる、おそらく総てのU2ファンにとって同じ気持ちだろうと思われる「Where The Streets Have No Name」。
「Pride (in the Name of Love) 」の終りの大合唱がやんで、、、暗くなって、、その闇の中から、小さくエッジのイントロが聞こえてきて、、、(これだ、、)と放心したら、あとは、バックスクリーンに次々浮んでくるアフリカの各国旗のあまりの美しさと一緒に、ただただ曲に浸っていました(たぶん一緒に歌っていたと思うけど憶えてない、、)
我に返ったのは、次の「One」で、聴いていたらへなへなになったので、腰を下ろして、、、ボノが歌い終わった後の、、エッジのソロ、、つまびくようなシンプルなソロ、、、それが鳴り出したときボロボロ涙が出てきた。。 なんでこんなに美しいんだろ。。 エッジ大好き、、エッジのギターが大好きだよ。。。 あまりに美しくて、しあわせで、椅子にうずくまったままタオル持って泣いてました。。 過去のいろんな場面で、いろんな事を乗り越えるためにまさしく擦り切れるほど聞いた「約束の地」、、
[I go there with you] の、[there] が何処か、わからないけれど、[It's all I can do] だということはわかっている。
これでぼ~~っとなってしまったので、メンバーが去っていく時も、アンコールに出てきてからも、ちょっと夢うつつ状態で坐ったままでした(幸い良い席で、坐ったままですごくよく見えた。あ、でも、アンコールで被って出てきたボノの学帽←だと思う、にはなんかヘン、、と思った、、)。
2度めのアンコールの新曲「The Saints Are Coming」が凄くカッコ良くて急に立ち上がり、(だからお前はやっぱりPUNKSだ)、、「Angel Of Harlem」で気持ち良く踊って、「One Tree Hill」で静かにエンディング。
4人が並んで、、ボノとラリーが握手、、ボノとアダムが握手、、、なんだか「やあ初日ご苦労さん」と、職人さんの仕事の終りみたいに去っていきました(笑)。
外に出たら、身体があったかいから気持ちいい。
、、あ、、いい月だ、、、。
--- 2006-11-29 ---
City of Blinding Lights
Vertigo
Elevation
I Will Follow
Still Haven't Found What I'm Looking For
Beautiful Day
Window in the Skies
Walk On
Sometimes You Can't Make It On Your Own
Bad
Sunday Bloody Sunday
Bullet The Blue Sky
Miss Sarajevo
Pride (in the Name of Love)
Where the Streets have no Name
One
The Fly
Mysterious Ways
With or Without You
The Saints are Coming
Angel of Harlem
One Tree Hill
***
公演の前日、「18singles」が届いて(まとめ注文が遅れた、、)
、、まぬけな私はDVD付き、というのをPV集だろうと勝手に思い込んでて、出勤前のBGMならぬBGVにしようとかけたら、いきなり歓声が聞こえてきて、ミラノのスタジアムLIVEの映像だったので吃驚。。突然テンション上りました。シカゴLIVEもいいけど、ミラノのこれ、伊のお客さんの雰囲気のせいもあるのかな、最高ですね。
、、で、当日もこのDVDを寸前まで見てたので、スタジアムの広いこと、ステージ上のメンバーなんか豆粒くらい、しかも暗くて彼ら黒い衣装じゃ、きっと何にも見えない、、でもスクリーンがあるからいいや、と覚悟の上で行ったら、、、!!!、、嘘ぉ、、、近い、(私の感覚で言ったら)めちゃめちゃ、近い!(4階席ですが)。。 エッジ側の花道が直ぐ真下に。。 前に、R.E.M.の武道館で、2階前列にもかかわらずマイケルがなんだかすごく近く大きく!感じられて、「こんな場所でU2見たら死んじゃう、、」などと書きましたが、その表現で言ったら、まさに「死んじゃう、、」。
席に着いた時、聞こえてきたSEが、クラッシュの「I Fought the Law」、、これだけでもう嬉しい。その後は、ストロークスとかハイヴスっぽい(?)音楽が流れてて、、花道をギターテクニシャンの人が弾きながらエッジが歩くように歩いてくる、、アリーナからそれだけで歓声が上る、、あんな風にエッジが見えるんだ!凄い、嬉しい(すでに泣きそうになる)、、、
19:40、曲が突然、大音量のすごい攻撃的な曲に変わった(あの曲、誰の曲か知りたい!)、、曲の終りと共に暗転、、!、、ステージ上にエッジだ!エッジだ~ぁっっっ。。。
、、と?、、ぎゃぁああという歓声にふと見れば、向うの花道をボノが歩いてる、日の丸掲げて、、いつのまに!? どっから出てきたの?、、ボノが国旗をステージ脇に突き立てて(それはラストまで其処にありました)、「City Of Blinding Lights」。バックスクリーンが白い光でいっぱいになる。綺麗だ~、U2だ~~~~。かっこいい、凄い、、(頭の中でこれらの言葉がエンドレス)
この調子で書くと終わらないので、、。ランダムにいきます。
4曲目、1stに入ってる「I Will Follow」の、サイレンみたいなエッジのリフ。たった2音をエクスプローラーで弾いてるだけなのに、何なんだ、あのカッコ良さは。この曲と共に、このLIVEでは自分の原点でもあるPUNKの音をU2の中に再発見するような感じがありました。これが好きなんだ、と。
ボノが曲の終りにちょこっとストーンズやビートルズのフレーズをくっつけるのは昔からだけど、今回もありました。ビートルズをくっつけて、そこからビートルズの匂いいっぱいの「Window In The Skies」へ行ったり、「Rock the Casbah」をくっつけて、「ジョー・ストラマーを知ってる? クラッシュのジョー・ストラマーだ」と言ったり(個人的にはここも嬉しかったな~、周りのお客さんは殆ど反応してなかったけど、、)、、そうそう、きょう本屋へ寄ってきたら『ロッキンオン』はクラッシュの特集だった。渋谷さん含めクラッシュについての座談会、が載ってて、思わず「渋谷さん、クラッシュ聴いてた?」と心の中で突っ込みを入れてましたが、やはり司会役のようで、そうよね、大貫さんに教えてもらったんだもの、クラッシュは。、、だから、ボノが、ジョー・ストラマーって言った時、もうちょっと解って欲しかったんだけどね。。
自分達の曲では、「Bullet The Blue Sky」(この時、花道の先でボノが何かに火を点けて、火の手が上がる)の後、(この手=アイルランド人、がアメリカを創った)という「The Hands That Built America」(映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』の主題歌)を挟んだり、、
鳥肌が立ったのは、「Bad」のあと、[How long... ] と、「40」のワンフレーズを挟んで、それが皆の大合唱になって、その後、「Sunday Bloody Sunday」のイントロが始まった時。4階席の40代と思しき世代の反応も凄かったけど、アリーナから沸いてくるうぉーーというどよめきに鳥肌が立ちました。U2は、平和に、みんなが解り合って、、というメッセージだけを発しているバンドじゃない、チャリティー資金を集める「いい人集団」なのじゃない。その底にある怒り、やるせなさ、苛立ち、、のどうしようもない持って行き所に [song] があるバンドなんだと思う。だからU2は、70年代PUNKsの、(その終焉を見てきた故の)、継承のかたちなんだと、誰が何と言おうとそう思うな。。「怒り」を知らない人間なんて私はキライだ。怒って耐えられなくてどうしようもなくなった時、じゃ、自分でその怒りをどうするか、自分の頭で考えろ、と言い始めたのが、PUNKであり、ジョー・ストラマーだったし。。
とにかく思い入れの有り過ぎる、おそらく総てのU2ファンにとって同じ気持ちだろうと思われる「Where The Streets Have No Name」。
「Pride (in the Name of Love) 」の終りの大合唱がやんで、、、暗くなって、、その闇の中から、小さくエッジのイントロが聞こえてきて、、、(これだ、、)と放心したら、あとは、バックスクリーンに次々浮んでくるアフリカの各国旗のあまりの美しさと一緒に、ただただ曲に浸っていました(たぶん一緒に歌っていたと思うけど憶えてない、、)
我に返ったのは、次の「One」で、聴いていたらへなへなになったので、腰を下ろして、、、ボノが歌い終わった後の、、エッジのソロ、、つまびくようなシンプルなソロ、、、それが鳴り出したときボロボロ涙が出てきた。。 なんでこんなに美しいんだろ。。 エッジ大好き、、エッジのギターが大好きだよ。。。 あまりに美しくて、しあわせで、椅子にうずくまったままタオル持って泣いてました。。 過去のいろんな場面で、いろんな事を乗り越えるためにまさしく擦り切れるほど聞いた「約束の地」、、
[I go there with you] の、[there] が何処か、わからないけれど、[It's all I can do] だということはわかっている。
これでぼ~~っとなってしまったので、メンバーが去っていく時も、アンコールに出てきてからも、ちょっと夢うつつ状態で坐ったままでした(幸い良い席で、坐ったままですごくよく見えた。あ、でも、アンコールで被って出てきたボノの学帽←だと思う、にはなんかヘン、、と思った、、)。
2度めのアンコールの新曲「The Saints Are Coming」が凄くカッコ良くて急に立ち上がり、(だからお前はやっぱりPUNKSだ)、、「Angel Of Harlem」で気持ち良く踊って、「One Tree Hill」で静かにエンディング。
4人が並んで、、ボノとラリーが握手、、ボノとアダムが握手、、、なんだか「やあ初日ご苦労さん」と、職人さんの仕事の終りみたいに去っていきました(笑)。
外に出たら、身体があったかいから気持ちいい。
、、あ、、いい月だ、、、。