ボブ・ディラン and his band は今日が大阪最終日。 名古屋のあと、来週からまた東京ですね。
そろそろ本気で 心づもりを始めないと。。。 今回のセットリスト用のCDも、 ほぼ揃えました。 (今回は一度しか行かれないから、 演奏が日々変わっていく感じが見られないのは残念。。 だから せめて予習しておかないと、ね)
前々回の Zepp Tour 2010 は 何度も間近でステージを観られた 一生の思い出に残るライヴでしたが、 その後のアルバム 「Tempest」が素晴らしくて、、 その上、 それぞれの歌詞があまりに重要過ぎて、、 だけど、当時~昨年あたりまで なかなか音楽にじっくり向き合う時間のままならなかった自分には、 「テンペスト」をちゃんと理解するにはもっと時が必要・・・と そのままになってしまいました。。
今年になったら、、 Bowie の事でしょう? だから、 こんなでディランを観にいくなんてムリ! と、 当初は行くつもりはなかったのです。 だけど、 昨年からのセットリストの情報などが少しずつ入ってきて・・・
とにかく、 行くまでにもう一度 しっかり「Tempest」の今回の楽曲の詞くらいは、 あたまに入れておきたい。。 CDの 訳詞のライナーに、 英文がついていなかったのは すごいショックだったんですよ。。 どうして?? どうして詞の押韻とか 語感とか 味わうことなしに このアルバムを理解しろと言うの??
・・・て、 付け焼刃の自分が悪いんですけど、、 間に合うかしら。。
(それにしても、 Tempest って Coleridge の「Ancient Mariner - 老水夫行」並みに 見事な長詩ですね。
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、、でもすみません! やっぱりボブ御大のことではなく、 チャーリー・セクストンさんの話題を先に書きます。
先日、、 「Young Guitar」のチャーリーのインタビュー、、 読みました。 日本のギター雑誌がチャーリーを取り上げるのはとても珍しいと思うし、、 80年代のソロ以降の Arc Angels 含め、 今までの活動のことが網羅されてて、 良い紹介記事でしたね。 (でもごめんなさい、買ってないけど・・・ だって、ほぼ知っている内容だったんだもん。。)
さっき twitter 見たら、ウドーさんもツイートして下さっていましたが、 4/1に書いた(>>)チャーリーの 英文のインタビュー記事も すごく詳しいし、 チャーリーの素敵な写真はもちろん、 現在使用中と思われる楽器などの写真も いっぱい載っていたので、 合わせてお薦めです。
↑その記事でも紹介されていた、 Collings のギター。
チャーリーといえば、 James Trussart の金属ボディのギターを Zepp ツアーではかなり使っていましたけど(James Trussart についてはこちらの日記>>)、 今回のライヴは、 スタンダードナンバーが多いので、 コリングスのセミアコがメインギターになっているのですね。
最近の工房については めっきり疎くなってしまったので、 Collings というメーカーは、今年の NAMM のインタビューで初めて知りました。
Charlie Sexton and his Collings SoCo Deluxe
↑こちらは 今回のたぶんメインギターでしょうね。(youtube)
NAMM '16 - Collings Guitars 360 LTM Ash Demo
↑こちらは 今年のNAMM でのデモ演奏。 こちらのギターは持ってきてないかも。
Collings が、 チャーリーの地元、 テキサスのオースティンの工房だということにも驚いたし、 何といっても、 この贅沢なマホガニー材の見事さと、 なんだか日本製 Aria PE にも似た(懐かしい!) 美しい形。。 写真で見ただけでも 材の良さがわかる気がします。。 え? 今でもこんな贅沢なマホガニー材がいっぱい残ってるの?? オースティンて、、 マホガニー採れるの?? (その辺はわからないことだらけだけど、 元々はアコースティックのメーカーだったのね) オフィサイトはこちらです↓
http://www.collingsguitars.com/
SoCo Deluxe 、、本当に 深みのある柔らかな音がしそうです。。 生でこの音を聴きに行くの、 と~っても楽しみになりました。
(ただちょっと心配が・・・ ボブ・ディランさんの日本公演、、 お天気悪い。。雨多い。。 前もそうだったし・・・ フルマホガニーボディのセミアコ、、 心配。。とても心配。)
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ところで、、 ちょっとさっき 昨年のライヴの音源を、、 ズルして聴いていて、、 個人的にギターがものすごく興味のある楽曲一覧・・・
That Old Black Magic - メランコリー・ムードの中で一番のお気に入り。 これのギターは何なのかはまだ知りません。
Early Roman Kings - マディ・ウォーターズ風の曲。 これはチャーリー、 レスポールかな?
Scarlet Town
Love Sick - どちらも ギターソロが楽しみ~。
こちらはたぶん Collings を使うんでしょうね。
いろいろ書いたけれど、、 ただ昔からギターが好きなだけです。
ただそれだけ、なんです。
Collings の工場、、 マジで見に行きたい~~~!!
*** 4/14 追記 ***
とつぜん、、 関係ないんですけど・・・
上の、 Collings のギターの話の中で 名前を出した 日本製 Aria Pro II のPEというモデル、、 急にそれを思い出して懐かしくなったので ちょっと検索してみて、 下の記事をみつけました。 33年前製造の、 Aria Pro II PE-R80 (1983) について、 解説と試奏している記事。。 それを見ていたら、 やっぱり日本人としては この歴史に残るすばらしいギターの音を ぜひ聴いていただきたいと・・・
・・それにしても 1983年・・・ ん~、、まさに PEの絶頂期、かも。 (年がバレる・・・) 、、上の話とは全然関係ないけど 載せさせて下さいな。
Aria Pro II PE-R80 feat.稲葉政裕~芸術品的な完成度のアリア・オリジナル digimart.net/magazine
Aria Pro II PE-R80 (1983)
Body : Maple Carved Top & Back, Mahogany Center
Neck : Maple, Set-Neck, Heel-less Cutaway
Fingerboard : Striped Ebony
*** PS. ***
Collings のギターは、 日本では 渡辺香津美さんがお使いになっていて有名なのですね!!
Collings News collings.tumblr.com