主人公の必殺技・ラム・ジャムって、ダイビング・ヘッドバットではないか。ダイナマイト・キッドは今生きてるのか?(後註 生きてます、一応)
最近の三沢光晴の死亡事故もあるし、まだ40代・50代でステロイドの副作用の心臓発作で死ぬ選手がぞろぞろいるのを考えると、ああいう「痛ましさ」を当人の生き方だけに還元するのには抵抗を覚える。業界の構造的な問題もあるだろうし、よりエスカレートした試合を求めるファンだって、その構造のうちに入っているだろう。そのファンが主人公にとってすべてっていうマイクパフォーマンスにやや違和感を覚える。
試合前の選手同士の打ち合わせ、カミソリを隠し持って額を切るなどの手口を画面で堂々と見せるが、WWEの中継でおなじみだから意外性はない。
ただし、プロモーターやブッカーといったプロレス界のおえらがたは顔を出さず。仲間のレスラーはみんないい奴ばかり。業界内部だって、相当ハードで不人情ではないかなあ。
リング外のエピソードは役者はいいのだけれど、話が途中で終わっているみたいな印象。
ミッキー・ロークのカムバックの仕掛けは成功しているけれど、ちょっと期待が大きすぎたみたい。
(☆☆☆★)
本ホームページ
レスラー - goo 映画
最近の三沢光晴の死亡事故もあるし、まだ40代・50代でステロイドの副作用の心臓発作で死ぬ選手がぞろぞろいるのを考えると、ああいう「痛ましさ」を当人の生き方だけに還元するのには抵抗を覚える。業界の構造的な問題もあるだろうし、よりエスカレートした試合を求めるファンだって、その構造のうちに入っているだろう。そのファンが主人公にとってすべてっていうマイクパフォーマンスにやや違和感を覚える。
試合前の選手同士の打ち合わせ、カミソリを隠し持って額を切るなどの手口を画面で堂々と見せるが、WWEの中継でおなじみだから意外性はない。
ただし、プロモーターやブッカーといったプロレス界のおえらがたは顔を出さず。仲間のレスラーはみんないい奴ばかり。業界内部だって、相当ハードで不人情ではないかなあ。
リング外のエピソードは役者はいいのだけれど、話が途中で終わっているみたいな印象。
ミッキー・ロークのカムバックの仕掛けは成功しているけれど、ちょっと期待が大きすぎたみたい。
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