2009年7月に読んだ本

prisoner's books2009年07月アイテム数：26

世界の奇妙な博物館 (ちくま学芸文庫)ミッシェル ロヴリック07月14日

北朝鮮VS.アメリカ―「偽米ドル」事件と大国のパワー・ゲーム (ちくま新書)原田 武夫07月14日

エロスの世界像 (講談社学術文庫)竹田 青嗣07月14日

西遊妖猿伝 大唐篇 1 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 2 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 3 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 6 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 5 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 4 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 7 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 8 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 10 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

西遊妖猿伝 大唐篇 9 (モーニングKCDX)諸星 大二郎07月15日

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)岡田 暁生07月15日

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー07月19日

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー07月19日

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー07月19日

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー07月19日

カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー07月19日

危険な世界史中野 京子07月19日

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)中野 京子07月19日

センセイの鞄 (文春文庫)川上 弘美07月24日

黒沢明―天才の苦悩と創造 (キネ旬ムック)野上 照代07月24日

甘粕正彦 乱心の曠野佐野 眞一07月24日

「幽霊屋敷」の文化史 (講談社現代新書)加藤 耕一07月25日

てんやわんや (新潮文庫)獅子 文六07月27日

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「ノウイング」

ラストが近づくにつれ脱力感に襲われた。
やたら数字に意味を見つけようとするあたりトンデモさん的発想で、デンパが入った妄想が本当のことになるみたいな話。
世の滅亡と選ばれた者による再生って、いかにも一神教的な選民思想で、微妙な反感を覚える。
世界中の事故を予言した数字は全部西暦（グレゴリオ暦）計算だけれど、世界にはイスラム暦（ヒジュラ暦）など他の暦を使っている地域だってあるだろうに。

事故のシーンのリアリティはすごくて、飛行機が墜落するところからケイジが事故現場に走っていくのを手持ちカメラが追っていって、あちこち爆発が起こり燃えている人間が飛び出してくるのをワンカットで見せたりするあたり、どう作っているのかと思う。「トゥモロー・ワールド」でも使われた違うカットをつなぎ目なしでつなげるソフトを使っているのだろうか。
実際に地下鉄の車内にいて事故に会うような臨場感もすごい。

「未来惑星ザルドス」でも使われていたベートーベンの「第七」の第二楽章が使われているのだが、不思議とこの曲、終末的な感じを出すのに使われるみたい。
（☆☆★★★）


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