古いところでは「ダーティハリー」でマグナム44の売り上げが激増した以来からか、映画が武器見本市みたいになっている傾向があって、ここでも散弾銃で大型単体のスラッグ弾をぶっぱなしたり、二段式のロケットランチャー(正式には何と言うのか)が得意気に出てくる。
相手がふつうの人間ではないから、いくらでもばりばり使えるわけですね。
劇画調を通り越した誇張したアクションシーンは、一応楽しめる。2D版で見たのだが、3Dだともう少し違うのだろうか。
ロケ地がルーマニアとトルコ。なんか最近のハリウッド映画、「マトリックス」のオーストラリア、「ロード・オブ・ザ・リング」のニュージーランドといった英語圏に限らず、アウトソーシングが甚だしくなってきたみたい。
クリストファー・ランバートが出てきたのにちょっとびっくり。再婚した前の嫁さん(ダイアン・レイン)が最近また別れましたな。
コミック原作ものっていうのは主役の俳優にとっては自分の顔がまるっきり出てこなかったりで、それでどの程度乗れるものなのかと思うのだが、ニコラス・ケイジはバイク好き、コミック好きなもので大いに乗っているらしい。宣伝用の情報かもしれませんが。
変身する前のキレキレの表情がドクロにすんなりつながっているのが可笑しい。
(☆☆☆)
本ホームページ
公式サイト
ゴーストライダー2 - goo 映画