prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
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「64−ロクヨン−後編」

2016年07月03日 | 映画
模倣犯と思われた犯人の正体と動機、というより事件全体の構図が明らかになるところ自体が大きなカタルシスになっていて、原作やテレビ版(部分的に見たが)を見ていなくてもぴしっと全体像を結ぶように出来ているのに感心する。

他のバージョンを見ていたら感想も変わってくるだろうし、ぼちぼち見ていこうとは思うけれど、映画版だけで満足できるようになっているのは(あたりまえのようで)大事なところ。

豪華キャスト、というだけでなくて各演技者の芝居を存分に引き出してバランスをとっているのは最近珍しい監督の本来の力量を感じさせる。

前編で感じた記者クラブ側の要求が必ずしも説得力を持たないのではないか、という疑問は払拭されなかった。
(☆☆☆★★)

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映画『64−ロクヨン−後編』 - シネマトゥデイ

7月2日(土)のつぶやき

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