安藤忠信と菊地麻衣の態度のやたらでかい霊能者コンビのキャラクターが面白い。
世界観監修というので鈴木光司の名前は出てくるけれど、世界観という点では「リング」以来の貞子の方がスジが通っている。
伽椰子の方はなんで伽椰子などという韓国名がついているのだろう、というところからどうも気になって、そのあたりを突っ込むと面倒になるから避けているのだろうかと思えてしまう。
あと伽椰子だけでなく俊雄も出てくる分焦点がぼけた感じもあり、もともと無理心中をはかった父親が出てこないのはなぜたろうと気になる。
呪いのビデオを見た後電話がかかってくるとか、伽椰子の家が別のではないかとか、設定が微妙に違っている。一種のパラレルワールドみたいなものだろうか。
製作費をかなりかけられた感じで見せ場がにぎにぎしくて派手。
(☆☆☆)
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映画『貞子vs伽椰子』 - シネマトゥデイ