ずらっと出演者が並んでポーズを決めたのに名前がかぶる画がいくつも続くのがオープニング。
浪曲に合わせてオペレッタ風の映像処理をしているのだが、困るのはそれ以外のセリフや自然音がまるで入ってこないので、まるで仕上げ中のラッシュを見ているような気分になる。
マキノ雅裕の「次郎長三国志」シリーズのオペレッタ風処理はずいぶん進歩していたなと思う。
加藤泰が後年、川の中だろうと雨の中だろうと同時録音にこだわったことからは想像しにくい処理。当時は技術的に無理があったのかもしれないが。
この頃は特にローアングルは使っていない、どころかやや俯瞰ぎみのが多い。
山茶花究があきれたぼういずの一員として登場、ぼういずはこの年に解散することになる。
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清水港は鬼より怖い|映画情報のぴあ映画生活