劇場用とか家庭用といった垣根がなくなってユニバース化が進んで互いに影響しあっている気もする。
アダム・ドライバーが役自体もおいしいし、振り幅が大きくて演技のみせどころ多し。「ジェダイの帰還」のクライマックスのダース・ヴェイダーの扱いでしくじったところをやり直しているみたいな気もする。
中盤の大きな立ち回り、日本の時代劇的な立ち回りだけでなく三節棍みたいなのも出てきたりして東洋武術全般を取り入れている。
「ローグ・ワン」のドニー・イェンに続いて東洋人女優を出したのはPC的配慮という感じだけれど、コメディリリーフなのかどうか、センスがよくわからない。
しかし反乱軍もあんなに人数減ってしまって大丈夫だろうか。なまじ後継者の存在を暗示しているのも終わり方として座りが悪い。
マーク・ハミルが役も役者もぐるっと回って収まるところに収まったのに感慨あり。
エンドタイトルに35mmと出る。65mmと併用してフィルム撮影を行っているとのこと。エピソードⅠがデジタルカメラ使用の第一号で、エピソードⅡが全面デジタル化第一号なのだから皮肉な気もする。CGでなくマペットを使っていると思しきシーンあり。
(☆☆☆★★★)
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