ただドラマ的にはカミーユの方が師であり愛人であるロダンとの葛藤とか性差別の問題とかいった要素があるのでどうしてもドラマチックに思え、背景に退くのがもったいない。
全体とすると工房の中のモノトーンな色彩のシーンが多く、場所も人物も限ったミニマムな作りで、むしろドラマにするのを避けているようでもあり、映画とするとその簡素さの中に美と緊張感を見出すことになる。
モデルたちのヌードがふんだんに出てきて、さすがにヘアは見えるが性器は引いたサイズだからごく小さくしか映っていないのに見逃さずボカしている。何やっているんですかねえ。
日本が意外な形で絡んでくるのが変なところを含めておもしろかった。
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映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』 - シネマトゥデイ
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