prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE」

2019年02月17日 | 映画
「スター・ウォーズ」第一作が1977年のサマーシーズンのアメリカ本国で映画史上最大の大ヒットになってしかも日本公開が翌年の夏と一年も間が空いてしまったものだからその前に素早く製作公開された亜流映画が二本、東宝の「惑星大戦争」(スターウォーズの当初の邦題)、そして東映製作のが本作。

こういう便乗企画というのは今ではまあ見られないが、それだけ素早く製作するには撮影所の量産システムが整っていて人がぱっと集まって作れる基本があってのことではないかと今になると思える。

そういえば「スター・ウォーズ」の特撮でシュノーケル・カメラが話題になっていて、ここでパクるにあたってむしろ本家より大々的にやっているのがご愛敬。

あまりに当時の東映カラーが強くて今の日本とは別の国のようでセリフが日本語でなかったらアジアの未知の国の謎の大作にすら見える。深作欣二としては後年の「里見八犬伝」につながるところもあるのだろう。

見ようによっては泥臭さ含めて案外今の戦隊ものとつながるものもないではない。ただ男優たちの油っこさがとにかく同じ民族とは思えないくらい。

当時十九歳の真田広之の宇宙暴走族って、今となっては、暴走族って何?くらいの感じではないか。




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