またですか、と言いたくなるリュック·ベッソン製の女殺し屋もの。
ときどき時制が巻き戻る話法が凝ってはいるけれど、その分長ったらしくもなった。
ヒロインのサッシャ・ルス がロシア出身なら、敵役もロシア。
アクションものでのロシアの出番また増えてきたなあ、と思う。冷戦時代とは同じようでもあり、本物のロシア人使えるのが一味違うともいえる。
至近距離での半ば刃物を振り回す感覚の銃撃戦ではサッシャの長い手脚が映えてはいるけれど、ちょっと長過ぎ。
時代劇で何十人もの敵をぶった斬ってるみたい。銃でそれはちょっとムリがある。
話の上でもタイムリミット設けているのだから、それ破っていいのかと思う。