年少な出演者が多いもので、子供向けにシフトした頃の怪獣映画の感触がある。
天才ハッカーなんて思わせておいてHTMLタグを使っているなんていうのが微妙にレトロ。
小学生の時に読んでわくわくした地球空洞説の地底世界を堂々と映像化したのも大げさに言えば郷愁をそそる。
クライマックスも近いのに、ゴジラとコングがあんなに離れた地点にいてどうするのだろうかと思っていると一気に縮める手に笑ってしまうが感心もした。
小栗旬の白目って何だろうと思ったらああいうのね。
昔はもっぱら怪獣が暴れるのは日本だったが、コングが出たせいも大きいだろうが、ずいぶんと日本の影が薄れている。
コングが巨大なトマホークを振り回しているのが微妙な擬人化に役立っている。