完結編の前編であるfinalよりはアクションの見せ場が少なめ。というか、あれの繰り返しみたいになったら屋上屋を重ねるようでげっぷが出たかもしれない。
前編では出番が少なかった有村架純が前面に出て、しっとりした場面が多くなったわけだが、すでに悲劇的な結末を迎えるのはわかっているわけで、少し丁寧すぎてくどい感じはある。
さんざん人を斬った人間がこれから斬らないでいられるかというのは難しいモチーフで、ラストに置くとまだ続きがあるのではないかと思わせる可能性があるのを、これも結末を前に持ってくることで説得力を持たせようとしたともとれる。
前編では出番が少なかった有村架純が前面に出て、しっとりした場面が多くなったわけだが、すでに悲劇的な結末を迎えるのはわかっているわけで、少し丁寧すぎてくどい感じはある。
さんざん人を斬った人間がこれから斬らないでいられるかというのは難しいモチーフで、ラストに置くとまだ続きがあるのではないかと思わせる可能性があるのを、これも結末を前に持ってくることで説得力を持たせようとしたともとれる。
しかし日本映画のアクション描写も資本、人材の厚み、チームワーク、本気でアクションに賭ける主役級の俳優(の興業力)と駒が揃ってずいぶんレベルアップした。