認知症が発症してから後はカット。本当に大変になるところ、愛していても相手が自分を忘れてしまう状態は出てこないというのは、それを描いたら別のドラマになるからとはいえ、甘いといえば甘い。
ゲイ同士のカップルというのがドラマ上で特別扱いされていないのはともかく、周囲の人間たちもまるで気にしていないのはちょっと進み過ぎてはいないかという気がした。
エンドタイトルを見たら、コリン・ファースが本当にエルガーの曲をピアノで弾いているのがわかる。驚くことではないかもしれないが、役者というのは何でもできないといけないのだなと思う。