インスティトゥト・セルバンテス東京のドキドキ・アニメーションÑ (エニェ)にて鑑賞。アテネフランセのスペイン版といった施設(というのも失礼だが)。
↑を見ればわかる通り、目鼻を思い切り省略してほとんどのっぽらぼうにしたキャラクターデザインが新鮮。
ミケルとファンホという若者ふたりがヘビメタに出会うまでがかなり尺をとっていて、初めから友情を結ぶわけではなく喧嘩から始まったり、未成年なのに酒を売った金でギターとドラムスを買おうとしたら金が足りないとかいったお話の上での回り道の描き込みがいい。
周囲の大人たちがズルかったり偽善的だったり男にだらしなかったりでおよそ頼りにならない。