封切がクリスマスよりだいぶ前の11月8日だったのだが、むかしむかし「サンタクロース」という映画がクリスマスシーズンに合わせて公開され、クリスマスを過ぎたらどーんと客足が落ちたという故事があって、わざわざ合わせてもはじまらないということになったかな。
世界中の子供たちにプレゼントを配ってまわるって、サンタはどうやってそんな離れ業をやってのけるのかと考えるのは子供だけというか子供でもやらないだろうが、代わりに大人が商売でやることになる。「サンタクロース」もそうだったが、かなりひねた話にならざるを得ないのも一緒。
クリスマスシーズンというと画面が雪で白くなっている印象が強いが、かなり文字通りダーク。
プレゼントを縮小しておいて魔法をかけると(あるいは解くと)膨張するというのは、スノードームに縮小した人間を入れるのと一緒に発想が出たのかもしれない。
Red Oneというのは米軍の第1歩兵師団のことを肩章にちなんでBig Red One(映画「最前線物語」の原題でもある)というところからつけたのだろうし、ドウェイン・ジョンソンというマッチョスターがやる意味もあるというわけだろう。