マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

子ぎつねヘレン

2006年03月18日 | 映画
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映画「子ぎつねヘレン」を観て来ました。
エンディングではボロボロ泣きました。
すすり泣く声が館内から聞こえてきます。
こんなにも美しい命のドラマは久しぶりでした。

北海道の大自然を舞台にした「子ぎつねヘレン」
公開前から話題を呼んでいました。
原作は北海道の獣医師・竹田津実さんの実話
「子ぎつねヘレンがのこしたもの」です。

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春のある日
少年は道端にうずくまる子ぎつねに出合います。
少年は子ぎつねを連れて帰り
その日から一生懸命育てます。

森の動物診療所の獣医は
子ぎつねの目と耳が不自由なことに気づきました。
「まるでヘレンケラーだ」という獣医の一言から
少年は子ぎつねに「ヘレン」と名づけました。

「成長して体力がつけば手術が受けられるかもしれない」

獣医に言われた少年は
先ずミルクを飲ませることから挑戦する。
でも子ぎつねはなかなかミルクを飲もうとしない。
次はお肉を食べさせることに挑戦する。
でも子ぎつねはなかなか食べようとしない。

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ヘレンケラーが
サリバン先生によって世界が変ったように
少年は子ぎつねのサリバン先生になり
多くのことを教えてゆく。
やがて子ぎつねと少年は強い絆で結ばれます。

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森の診療所に来て
一度も鳴かなかった子ぎつねが
少年を呼び初めて鳴き声をあげる。

命の大切さや愛の尊さを
北海道の大自然を舞台に美しく描いています。
抜けるような青空の下、緑の大地を少年と子ぎつねが駆ける。
タンポポの草原での美しい映像が今も心に残っています。

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この映画の音楽を手がけたのは
作曲家・ピアニストの西村由紀江さん。
2時間足らずの映画の中で
40曲のオリジナル曲が挿入されています。

エンディングで流れたテーマ曲「明日を信じて」の
さわやかな歌声とともに多くの回想シーンが流れ
子ぎつねヘレンの可愛らしさや切なさに涙が流れます。

春休み、是非小さなお子様連れで観てほしい
お薦めの映画です。

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