マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

桜さがし

2006年03月26日 | 
Hana1

今日の大阪はとても暖かい陽気でした。
桜さがしの散策をしてきました。
ここは桜で有名な地元の公園です。
ソメイヨシノを求めて、デジカメ持参で行きましたが
まだほとんどがこんなつぼみでした。
きっと今週末には満開になる勢いです。

ソメイヨシノの花言葉は「優れた美人」
なるほどこの聡明な美しさにはどの花たちも一目置くことでしょう。

ここの公園には大きな池があって
その池の周りを一周すると嬉しい出会いがありました。

Hana2

これはレンギョウです。
黄色い花が木いっぱいについていて
まるで花びらが踊っているようです。
レンギョウの花言葉は「希望」
黄色い花びらが私に希望のささやきをしてくれるようでした。

Hana3

こんな暖かい春に雪が降ったの?
そんなことを思わせるのがユキヤナギです。
小さな花たちが無数に咲いています。
う~んとカメラを近づけてマクロで撮りました。
ユキヤナギの花言葉は「恥じらい」
この花言葉でユキヤナギがもっと好きになりました。

Hana4

少し歩いていくと可愛らしい花に出会いました。
けれど花の名前はボケ。
もう少し花に似合う名前がなかったものかと
私は子供の頃からずっと思っていました。
花言葉だって可愛らしいんです。「妖精の輝き」

Hana5

ヒヤシンスも咲いていました。
これは小さな鉢に植えられていたので
きっとこの公園のご近所の人がここに置かれたのでは?
それがたくましく野生の中で咲いたのでは?
なんて想像しながら、花言葉は「遊戯」

Hana6

名前知らずの花です。
ユキヤナギと大きさは同じくらいです。
つぼみはピンクなのに、開花するとほぼ白に近い。
これはソメイヨシノのつぼみと花の関係に似ています。
ここでは風が吹いて、花びらやつぼみが風に揺れる。
この花に10数枚もシャッターを切りました。

Hana7

公園の中でもひと際目立つのがツバキです。
ツバキの終焉は
ある朝花姿のままコトンと息絶えて地面に落ちる。
この潔さ、引き際のよさに昔からツバキの花が好きでした。
1枚1枚花びらが散ってゆくより
咲き誇った満開の時に命絶えたいと、自分を重ねるからです。
花言葉は「つつしみ深い」です。

Hana8

この花も名前知らずです。
公園にワンちゃんの散歩に来ていたご婦人に
「この花の名前をご存知ですか?」と尋ねましたが
「私も知らないの。でも本当にきれいな花ね」と言われました。

桜の木の下で群れて咲く黄色い花。
カタバミにしては少し背が高く花びらも大きかったのですが。
もし黄色いカタバミだとしたら花言葉は「喜び」

Hana9

沈丁花ももう終わりですね。
こんなに鈴なりの花を咲かせて。
まるでポンポンみたいでしょ?
これも思いっきりマクロで撮ってあげましょう。
花言葉は「栄光」です。

Hana10

ノースボールも花壇に咲いていました。
この花、朝になると花開き、夜には花びらを閉じる。
規則正しい時間に
「おはよう」と「おやすみなさい」が言えるのね。
私とは大違いだと、こんな花に反省の材料をもらう。
花言葉は「誠実」です。

Hana11

最後に会った花はムスカリ。
まるでとんがり帽子をかぶった小人みたいでしょ?
もちろん「白雪姫と七人のこびと」の小人さんです。
背丈も小さくて、ツクシと背比べしてもいい勝負。
花言葉は「失望」
君は何に失望したの?と訊いてみたい。
こんなに春爛漫なのに・・・・。

「桜さがし」に出かけて、ほんの1時間ほどの散策でしたが
桜の代わりに可愛い花たちに出会えて、春をいっぱい感じてきました。
公園では子どもたちがブランコやジャングルジムや滑り台で遊んでいました。
もうどの子もコートなど着ていません。

やっと春が訪れたのだと実感した日曜日でした。




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