今日は今年の「ぬか底」を作りました。
「マドンナさんはぬか床を置いておかないの?」と
言われそうですが・・・。
私はぬか床に関しては、本当に主婦失格で
「我が家のぬか床」を継続出来ない人なのです。
友人の中にはもう何年も自分ちの秘伝のぬか床を
継続しながら使っている人もいます。
何年もじゃなくて、きっともう何十年も・・・です。
毎年初夏になるとぬか底を作り、晩秋には処分している私。
夏の間はしっかりぬか漬けのお漬物を頂きます。
うちはそんなに手の込んだことはしません。
ぬか漬けの素を使うので簡単です。
このぬか漬けの素は1袋500グラム。
それを2袋使います。
ぬか漬けの素には昆布、鰹節、唐辛子、食塩が入っています。
先ずぬか漬けの素を湯冷ましの水で混ぜます。
昆布や唐辛子は入っているけれど
さらに美味しくするために、もう少し入れ足します。
塩分は控えめにしたいので、お塩は追加しません。
このぬか漬けの素は「赤穂塩」を使用しているとあります。
うちは茄子も漬けるので
「茄子漬けの素」か「焼きみょうばん」を入れます。
そうすれば美しい「茄子紺」の色に漬かります。
気温の上昇によって漬かる時間は違います。
だいたい胡瓜は半日、茄子は一日で漬かります。
美味しいお漬物の出来上がりです。
どうしてこんな小さな容器に?
きっと不思議に思うことでしょう。
夏の暑い時は一日でもかき混ぜるのを怠るとダメです。
留守も出来ないということです。
だから留守の時は冷蔵庫に入れて出かけます。
そのために冷蔵庫にきちんと入る大きさの容器を使っています。
美味しいぬか漬けの秘訣は
塩分、水分、酵素、温度です。
ぬか漬けも中ごろになると
野菜からの水分が出てぬか床がゆるんできます。
その時はスポンジなどで水分を吸い取って
塩とぬかを補充していきます。
ぬか床はいつも涼しいところに置くように心がけて・・・。
こんなことは主婦なら誰でも知っていることですね。
少しぬか床が馴染んで来たら
我が家では山椒の粒とにんにくをひとかけら入れます。
赤唐辛子、鰹節、昆布の他に卵の殻、ビール、ヨーグルトもいいそうです。
さあ・・・
ぬか漬けが始まると、大変です。
愛情いっぱいかけてあげなきゃ。
明日の夕食には美味しいぬか漬けが食べられます。
今年もひと夏、がんばってみよう。(^^)/