マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

鏡開き

2007年01月11日 | イベント・行事
Kagamibiraki0701113

今日は鏡開きです。
おぜんざいを作りました。

今年一年の家族の健康と発展を祈って
お正月に年神さまにお供えした鏡餅を
食べる風習は今でも日本に残っています。

関西ではおぜんざいにして頂くことが多く
鏡開きの時のおぜんざいの味は格別です。

鏡は「円満に」
開くは「末広がり」や「開運」を意味します。

Kagamibiraki0701111

おぜんざいは炊き始めから45分。
小豆が柔らかくなると
分量の砂糖を入れてひと煮立てします。
出来上がりが間近のワクワクする時です。

私が子供の頃、鏡餅は真空パックではなかった。
そして暮れには家でお餅をつくことが多かった。
暮れに作った大きな鏡餅は
10日以上経つとカチンコチンになりました。

とても女の力では歯が立ちません。
鏡開きの日は
どこの家でも父親がその力を買われて活躍したものです。

Kagamibiraki0701112

ところが今は真空パックの鏡餅の中に
さらに丸餅が真空パックされて入っています。
もう父親不在でも鏡開きは大丈夫なようです。

仏壇や水周りの神様や父の写真の前や
子供たちの部屋にお飾りした小さな鏡餅も入れると
結構な量になりました。

今年一年の家族の健康と発展を祈って
隠し味にひとつまみの愛を入れた鏡開きのおぜんざいが
今、出来上がりました。




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