昨日「マリー・アントワネット」を観て来ました。
初めて映画のロケを許した
フランスのベルサイユ宮殿を舞台に
華やかで儚く、物悲しい「伝説の王妃」の物語。
14歳でフランスの王家に嫁ぎ、18歳でフランス王妃に即位。
フランス革命の嵐にのみ込まれ
断頭台に消えていった若き美しい薔薇の花。
華やかな衣装、煌めく宝石、とろけるようなスイーツやシャンパン。
そして贅沢の極みをほどこした装飾品や調度品。
ベルサイユ宮殿で繰り広げられる物語に、ため息がもれます。
ルイ16世との愛情のない夫婦生活。
フェルゼンとの恋、そしてフランス革命を軸に
37歳までのマリー・アントワネットを描いています。
満足させたのは
ベルサイユ宮殿でのロケや衣装や装飾品。
物語の中には女性の好きなものがたくさん詰まっていました。
マカロンカラーのドレスにリボン、そしてレースやフリル。
またカラフルなケーキやシャンパン。
バラの花を形どったピンクのスイーツを見るだけでも楽しい。
豪華絢爛、世界一華やかな物語だったといえましょう。
実は私は・・・・
池田理代子氏の「ベルサイユのばら」が大好き。
宝塚歌劇では2001年にベルサイユのばら
「フェルゼンとマリー・アントワネット編」を
和央ようかと花總まりが演じました。
そして昨年はマリー・アントワネット生誕250年。
それを記念して2006年1月から
星組による「フェルゼンとマリー・アントワネット編」が上演されました。
宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」は1974年に初演。
昨年は通算上演回数1500回を達成して
文字通り宝塚歌劇の看板物語です。
250年経った今でも「伝説の王妃」は語り継がれ
宝塚歌劇ではマリー・アントワネットを中心に繰り広げられる
ベルサイユ宮殿での若者たちの翻弄する愛の物語に注目が集まる。
「べルばら」ファンの私としては、スクリーンでももう少しだけ
マリー・アントワネットとフェルゼンの恋を
描いてほしいと思ったのは 欲なことでしょうか?