今日は節分でしたね。
皆さんのお家では豆まきをされましたか?
今年の恵方、北北西を向いて、太巻き寿司一本丸ごと
終始無言で丸かぶりして、一年の無病息災を祈りましたか?
節分は旧暦では大晦日にあたり、翌日から春(立春)です。
節分の豆まきの行事の由来は古く
古代中国では邪気や疫病を払うため
鬼の面をかぶった人を桃の木で作った弓矢で追い払ったことが
始まりだそうです。
豆を年の数だけ、あるいは1つ加えて食べると邪気を払い
病に勝つ力がつくと言われます。
また節分にいわしを食べるのは
鬼の目を刺すというヒイラギの枝に魔よけとされるいわしの頭を刺し
玄関の戸口に飾る風習からだとされています。
関西を中心に毎年楽しく賑やかな風習になっているのが
太巻き寿司(恵方巻き)の丸かぶり。
節分の夜、その年の神さまがおられる恵方を向き
願いごとをしながら無言で食べると福を招くといわれます。
これは明治の初めに大阪・船場で始まり
「福を巻き込む」巻き寿司は、細く長いので縁起がよいとされ
縁を切らないように丸ごとかぶるようになったとか。
大阪の船場商人らしい発想です。
うちの氏神さまでは毎年節分祭が行われ
今年一年の穢れ(けがれ)を浄め(きよめ)るために参拝します。
氏神さまから頂いた形代(かたしろ(人がたの形))に
家族の名前と数え年を書いて、三度息を吹きかけて
形代を撫でて、節分祭に持参して奉納します。
また家族の年の数に1つ加えた数の豆を
豆納所に奉納して家族の無病息災を祈ります。
それが終わると社務所に立ち寄り
厄除けおぜんざいを頂きます。
今日も友人と節分祭の行事に参加してきました。
厄年は男性、42歳、女性33歳。(大厄)
他にも男性、13歳、25歳、61歳。
女性、13歳、19歳、37歳。(いずれも数え年)
家族に厄年の者がいれば、その厄を払うために
厄除けぜんざいや厄除けまんじゅうをご近所や知人に振るまいます。
そうすることで厄を逃れることができるそうです。
今年もこんな可愛らしい厄除けまんじゅうを頂きました。
厄年の人は一年間七色のものを身につけると難をのがれられるとか。
そのためにこの季節になると
七色のお財布や七色の根付がよく売れるようです。
節分の行事は楽しくて、毎年玄関で豆まきをします。
もう子供たちも大きくなったのでほんの形だけ。
明日の朝のお掃除を考えると、威勢よくまけなくなりました。(笑)
今夜、ようやく年越しですね。
明日は立春。 暦の上ではもう「春」です。