今日のフォト。
奈良公園は、まもなく日没を迎える。
そして・・・
日没と共に、浮見堂に灯りが点された。
カメラ Canon EOS 5D Mark III
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS II USM
カメラ Canon EOS 7D
レンズ EF-S17-55mm f/2.8 IS USM
広角と望遠、2台のカメラで撮りました。
「なら燈花会2012」に、行って来ました。
今年で14年目を迎え、すっかり古都・奈良の夏の風物詩となりました。
先ずは浮見堂から撮ろうと思い、鷺池に行きました。
鷺池が夕焼け色に染まるころ、こんな立札を見つけました。
世界遺産や歴史的建造物の多い奈良では、三脚禁止のところが多い。
ロウソクに灯りをつけるボランティアの人たちが、三脚禁止を呼び掛ける。
重い三脚を担いで、ここまで来たけれど、仕方がない。
全て手持ちによる撮影。 う~ん、難関。
浮見堂に灯りが点る頃には、鷺池でボートを楽しむ恋人たち。
ボートの2人が、水面に映し出される。
辺りが闇夜に包まれると、浮見堂は、より一層、幻想的な姿となる。
水面に浮かぶボートの中で、恋人たちは、何を語らうのか。
浮見堂。 どこから見ても素晴らしい。
この1枚を撮りたくて、私はここに来た。
浅茅ヶ原。
竹のオブジェの間に、ちりばめられたロウソクの灯りが道案内。
浅茅ヶ原。
まあるい灯りは、我が家のともしび。
夕暮れ時、誰もが家路へと、急ぎ足。
浮雲園地。
一面に広がるロウソクの灯りは、地上に描いた天の川。
彦星と織姫を思い出す。
浮雲園地。
織姫が、そっと灯りに手を添え、彦星が写真を撮る。
奈良国立博物館前。
訪れた人々は、思い思いに願いを込めて、一燈一燈、灯りを点す。
心の中にも、灯りを点す。
奈良県庁舎前庭。
「なら燈花会」に合わせて、光のオブジェと燈花で
庁舎前庭を彩る、「県庁ほのあかり」
春日野園地。
「なら燈花会」、最大の花畑。 色とりどりの灯りの花が咲き乱れる中
家族が、恋人が、友人が、思い思いに灯りを見つめる。
浮雲園地。
一客一燈。 祈りをこめて、光の花を咲かせましょう。
興福寺五重塔。
世界遺産の地で、ロウソクの灯りで過ごすひととき。
素敵な一夜となりますよ。
「なら燈花会2012」
8月5日~14日 19:00~21:45
古都にロウソクの花が揺れる、ファンタジックな10日間です。
お出かけください。