
今日のフォト。 日本銀行大阪支店(淀屋橋)
「紅葉2014」の最後は、大阪・御堂筋から。
淀屋橋から難波までの 美しいイチョウ並木をお楽しみください。








大阪の大動脈、御堂筋。
これを彩る4列のイチョウ並木の誕生には、こんな秘話がある。

夏は青葉で緑の陰、秋ははらはらと散る風情が、都会に情緒を醸し出す
そんな樹を探すように言われ、当時の職員は、結構悩んだそうです。

ポプラやヤナギも、候補にあがったそうですが

イチョウに落ち着いたのは、東洋の特産で、外国人にも
珍しがられる・・・という、理由だったからだとか。

ところが当時、イチョウの苗木が、小さなものしか見つからず

完成を間近にして、梅田~大江橋間に限って、プラタナスの並木だったそうです。

苗木を育てる時間的な余裕のあった、大江橋以南がイチョウ並木となりました。

今では、大江橋以北のプラタナスの木も、全てイチョウに、植え替えられています。

平成24年から専門家による樹木調査を行い
個々のイチョウの樹木カルテを作成して、計画的な管理を行っています。

腐朽したものや樹形不良の木は、適宜、更新を図って、新たに植え付けるイチョウは
都市の景観などを考えて、幹回り50cmの雄木を植え付けています。

阪急前から難波西口まで、合計949本のイチョウ。
そのうちギンナンの生る雌木は250本。

御堂筋のイチョウは、今では「大阪のシンボル」なのです。

イチョウ並木誕生の秘話を話していたら
いつの間にか、御堂筋の淀屋橋からなんばへ。
今年もマドンナの「紅葉便り」を見てくださって、ありがとうございました。
また来年、美しい紅葉の写真が元気に撮れますように。
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