マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

紙の月

2014年12月16日 | 映画



今日のフォト。11月に観た映画、「紙の月」






            









直木賞作家・角田光代氏のベストセラー小説を吉田大八監督がメガホンを取った。









バブル崩壊直後の1994年、夫と2人暮らしの梅澤梨花(宮沢りえ)は
銀行の契約写真として、外回りの仕事をしていた。


細やかな気配りや、丁寧な仕事ぶりで
顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高かった。









ある日、顧客の1人である平林の孫、大学生の平林光太(池松荘亮)と出会う。
光太と過ごすうちに、梨花は、ふと顧客の預金に手を付けてしまう。









初めはたった1万円借りるだけだったのに、その日から梨花の金銭感覚が歪み始めた。
そして梨花は、大学生の光太と逢瀬を重なるようになる。









学費のために借金をしているという光太に
「顧客からの定期預金の申し込みがキャンセルになった」という
手法で、手に入れた200万円を渡してしまう梨花。









顧客から預かった300万円を自分の通帳に入れたり、自宅で定期預金証書や
支店印のコピーを偽造するなど、横領する額は、次第にエスカレートしてきた。









光太と、高級ホテルやマンションで過ごす時間は、贅沢になり
もはや、暴走は止まらなくなっていた。









しかし光太との仲も、少しずつギクシャクとし始め、ベテランの銀行事務員が
銀行内で、不自然な記録や書類に気付き、不審を抱き始めた。


その時は、すでに1億円もの大金を横領していた。
追い詰められた梨花が、最後に取った行動は・・・。









宮沢りえが、重い役柄を全身で、演技した。
最後に走るシーンがあるが、セリフなしであそこまで
表現できた宮沢を 高く評価したい。






ランキングに参加しています。 ポチッとしてね。





にほんブログ村 主婦日記ブログ お気楽主婦へ







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする