今日のフォト。 伏見濠川を行き交う十石舟。 乗ってみたいな~。
伏見濠川は、酒蔵が並ぶ桜の名所です。
この写真を撮ったのが、16時08分。
光をもらって撮影できる、ギリギリの時間。
背割堤の桜から、伏見濠川へ。
もともと撮影ではポイント見つけたら、そこでじっくり構える方。
つまり「ノロマ」なのです。
濠川への写り込みが、主役のつもりだけれど
イマイチ、インパクトが弱い。
十石舟が来ると、興奮する。
まるで獲物を見つけた狼みたい。(笑)
ダメな写真の紹介。 欲張りさん。
桜、チューリップ、濠川、おけいはん(京阪電車)。
全部入れて撮るなんて、和食、フレンチ、イタリアン、中華
ごちゃ混ぜにして食べるようなもの。
4者のうち、どれも主役になれず脇役で潰し合っている。
これなら「桜とおけいはん(京阪電車)」で、許されるかな?
散ってしまっている桜は、ごめんなさい。
でも散ってしまっている桜も、「花筏(はないかだ)」として
素敵に、表現できるのですよ。
花筏の中に写る、京都伏見の酒蔵。
花筏は、こんな幻想的な表現もしてくれる。
陽が西に傾いたから、撮れた写真でもある。
十石舟が近づくと、花筏がゆらゆら。
満開の桜では、花筏は撮れません。
そして花吹雪の中、十石舟は進んでゆく。
咲き始めもよし、満開もよし、散り始めもよし。
そして晴れの日もよし、曇りの日もよし、雨の日もよし。
桜には、それぞれに表現できる、美しさがある。