今日のフォト。 桜の精が、天から舞い降りたかと思いました。
ピアノが奏でる23秒のイントロと、良太郎の舞踊が溶けあう。
今春、聞きたかった1曲。
劇団九州男3月公演・朝日劇場、3月22日昼の部公演の続き。
舞台で早変わりして、踊った曲は、♪渋谷のネコ。
猫好き人間にとって、良太郎猫はたまりません。
にゃんにゃんする時、なんて色っぽいの。
すねて・・・ 怒って・・・
甘えて・・・ じゃれて・・・。
一服の清涼剤。 美しい風景を見るような写真。
♪夏恋囃子。
スモークに包まれて、出て来た。
♪春よ、来い。(松任谷由実)
淡き光立つ にわか雨
いとし面影の 沈丁花
あふるる涙の つぼみから
ひとつひとつ 香り始める
それはそれは 空を超えて
やがてやがて 迎えに来る
春よ遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする
ようやく顔が見れた。 ようやく春が来た。
曲が終わると、桜の精は霧の中へと消えて行った。
春はあまりにも桜を愛しすぎて、人は美しいまぼろしを見る。