マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大川良太郎2017年6月公演・八尾グランドホテル8(6月10日)

2017年06月17日 | 大川良太郎



今日のフォト。 今度は、後ろの席の若い子(観客)ではなくて、私が言った。 
「ヤバ~い、ヤバ~い」・・・と。


群舞の中の2人の舞踊は、ドラマチックで
まるでロミオとジュリエットのように、儚くもあり官能的でもあった。


この劇九群舞、ラスト舞踊ではなかったので
私のカメラに収めることができた。 


この舞踊ショーの写真は、永久欠番だ。
掛け替えのない、劇九群舞。






            






第1部・お芝居、「夜鴉銀次」


追っ手に追われた盗賊・銀次(良太郎)は、長屋に住む親父さん(伸吾)の家に逃げ込む。
追っ手が引くまで、親父さんと話をしていくうちに
親父さんは、銀次が赤ん坊の時に行方不明になった子供ではないかと
銀次もまた、親父さんが自分の親ではないかと思い始める。


親子の証となる「丙午の御守り」
これがあるから、親を思うのだと、銀次は捨てたという。
2人が親子であることを証明するものは、何もなかった。
親子の名乗りをあげられぬまま、役人(香おり)が親父さんの家に来た。


その役人は、親父さんがお世話になった人の娘(香おり)。
親父さんは、銀次を隠す。
けれど役人(香おり)に見つかり、親父さんは、自分の命をかけて
銀次を守ろうとする。


親父さんの心に打たれ、役人(香おり)は、自分の羽織を
銀次に着せ、逃げるようにというが・・・。




八尾グランドホテルの 入浴用のバスタオルを顔に当てて
ワンワン泣きました。
お芝居終わった後は、また声がかすれていました。(笑)




劇団九州男6月公演・八尾グランドホテル、6月10日、昼の部。









この日の舞踊ショーは、「女形まつり」 いいですね~華やかで。
オープニングは、女形で群舞。 ♪月・影・舞・華。
翔一郎くん、ゆらゆらゆらり、少し酔ったみたい。


剛くん、ブルーの衣装で。 ♪好きで好きで好きなのに・・・。
たくやくん、あなたについて歩きたい。









女形で群舞。 ♪春夏秋冬ふられ節。









良太郎の傘持って。 ♪あんたの大阪。









あんたは不器用で 生き方も下手やけど
アホやと言われるくらい お人好しやから
六甲おろしの歌が あんたの応援歌









大阪は負けたりせんよ 苦しくても辛くても
弱虫やまた泣いて 涙なんか男やろ
大好きなその背中 日本一やから









立ち役でも踊ってくれました。 ♪焼酎の唄。









純くん桜色カワユイ。 ♪花は桜 君は美し。
伸吾さん、私この曲好き。 ♪うすなさけ。(中条きよし)


香おりさん、ブルーの気持ち。 ♪涙そうそう。
くっさま、踊ってくれる。 ♪石狩哀歌。









ラスト舞踊は、♪艶姿・・・恋絵巻。
ラスト舞踊の後の口上ご挨拶。









良太郎座長の女形。 最高♪
♪好色一代女。(内田あかり)









水風呂に 熱い身体を沈めても
火の螢 殺しきれずに闇に飛ぶ


荒くれの腕の中 さらされて
二度も三度も 二度も三度も 恋い慕う









あゝ 恋する女は罪ですか
あなた(あなた) あゝ めらめらと


それぞれの 利き腕で
夢を見るのも女・・・ あたし
夫がいます でも愛さずにいられない









仕掛けに、意表を突かれた。
幕が開くと、影絵(シルエット)で迫ってきた。


私はひとたびカメラを持つと、人格が変わる。
私の目の中に飛び込んで来るものを
とっさに被写体か否かと、判断する。
それは「美」か「否」か。


1枚、壁を作ることで、別世界を感じて、被写体が遠のく。
同じ世界で出会える瞬間を待つ。









壁が崩れた。 眩しいほどの逆光がよい。
曲が流れ、私は群舞の世界へ引きずりこまれた。









2人の舞踊を追いかける。









照明のトーンが、落ちた。
良太郎の目だけが、ギラギラ光った。 まるで野獣のように。


光と影。 私の好きな写真スタイル。









♪千年の恋歌。(東方神起)









たとえ身体消える日も この想い消えない
乾いてゆく花さえ 永遠(とわ)の生命(いのち)を継ぐ









千年の涙が 心をつたう
何度生まれ変わっても あなたに会えるまで









ラスト舞踊のような仕掛けだった。
心に焼き付いて、消えることはない。
この1曲、この群舞写真は、永久欠番。






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