ミュージカル♪

娘と京都へ劇団四季のミュージカル
「コーラスライン」を観に行って来た。

京都駅でランチをして午後１時からの上演。
このチケットもずいぶん前にゲットしたもので
娘からのクリスマスプレゼントだった。

いつもの劇団四季の華やかな舞台装置はなかったけれど
脚本がとても素晴らしくて多くの教訓を得た。

コーラスラインが
ブロードウェイで初めて上映されたのが１９７５年。
今から３０年も前のこと。
ブロードウェイでは１５年近くもロングランしていた。
ニューヨークの人たちの心の中で
いつまでも消えない作品となっているだろう。

この作品が生まれるきっかけをなったウォーターゲイト事件と
あの頃のアメリカを支配していた虚無と無気力への反発。
舞台で描かれた人間模様は私たちの人生そのものでした。
生きていく以上避けられない痛みや挫折や夢。

自らが歩んできた人生と舞台とが重なり合い
共感し、涙し、勇気を与えてくれるようなミュージカルだった。

物語の中で
毎日がどんなに辛く、苦しく、満たされることはなくても
自分が選んだ道なのだから悔いはない。
この道（人生）が好きだから、夢を持ち明日を生きよう。

ここのフレーズが好きだった。



帰りは京都駅の喫茶店でお茶しながら
感想を語り合った。
私は映画でもミュージカルでも
見終わった後、感想を語り合うのが好きだ。

共感しあう部分、新しい発見・・・。
見終わった後は
しばらく余韻に浸りながら語り合いたい。
私の心にまた新しい風が吹き込んだ。

今日の京都は穏やかな晴れのお天気。
娘からの嬉しいクリスマスプレゼントだった。

私の２００５年遊び納めである。