マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

四天王寺の夕陽

2021年09月24日 | 歳時記



今日のフォト。 四天王寺・極楽門から見る夕陽。




西の方角にあるとされる、極楽浄土に行くには
浄土を思って、日没する様子を見つめる。
すなわち、「日想観」の修行をすること。


春と秋の彼岸の中日に、四天王寺の極楽門から
西門の石鳥居に沈む、夕陽が見える。


人々は昔から彼岸の中日には、ここに集まって
手を合わせ、祈りを捧げた。






            









極楽門に、僧侶たちが集まって
日想観の法要が、行われています。









夕陽の沈むのは、早い。
辺りは、段々と暗くなる。









西門の石鳥居に、夕陽がかかりました。
般若心経を唱えます。









夕陽は、石鳥居の間。









茜色に染まった、西の空を見つめながら祈る。


太陽は、彼岸の中日には
真東から昇り、真西に沈む。


石鳥居の下が、真西となる。
極楽浄土は、そこにある。









「鳥居の辺りに雲がある」


傍にいたカメラマンたちは
そんなことを言っていたけれど
薄い雲のお陰で、美しい夕陽が見えました。


秋は駆け足で過ぎて、冬がやって来る。
春が駆け足で過ぎて、夏が来たように。


今日から段々 昼の長さが短くなる。
みんな、いい秋 過ごしましょう。







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