今日のフォト。 梅の花は、別名「春告花」とも、言われます。
2月3日は、二十四節気の「立春(りっしゅん)」
暦の上では、春が来たことを意味します。
旧暦では、1年の始まりは「立春」からで、節分や八十八夜など
季節の節目の行事は、立春を起点として定められます。
春を告げる花、梅が咲き始め、次第に暖かくなり
ところどころで、春の兆しが見られます。
七十二候=立春初候。 春風解凍。(はるかぜこおりをとく)
暖かい春の風が、冬の間張りつめていた氷を 解かし始める頃。
いよいよ春の足音が、聞こえ始めました。
七十二候=立春次候。 黄鶯睍睆。(うぐいすなく)
「ホーホケキョ」と、ウグイスが美しい声で鳴き、春の到来を告げる。
その年の1番初めに聞く、ウグイスの声を「初音(はつね)」と言います。
七十二候=立春末候。 魚上氷。(うおこおりをいずる)
春の暖かさで、湖や川の氷が割れて、氷下で泳いでいた魚が
氷の上に跳ね上がる頃。 温かくなった水の中に
ゆらゆら泳ぐ、魚の姿を見かけるようになります。
2月の行事は、いろいろありますが
そのひとつに、「初午(はつうま)」があります。
初午は、2月最初の午(うま)の日。
この日に稲荷参りをして、五穀豊穣を祈る風習がありました。
今年は2月3日が、初午。
昨日(節分)、恵方巻を食べて、今日(初午)、稲荷寿司を食べる。
寿司&寿司オンパレードです。
春が来るまでに、「冬の大三角」を 見ておきましょう。
ベテルギウス(オリオン座)、シリウス(おおいぬ座)
プロキオン(こいぬ座)です。 南の空に輝いています。
マンサクは、十二支の丑(うし)くらいの早さで咲きます。
「まず咲く」「真っ先」などの言葉が変化し
また、豊年満作を祈願して、付けられた名前だとか。
2月3日は、二十四節気の「立春」
暦の上では春。
幕開けの写真は紅梅、幕切れの写真は白梅。
今日は、「紅白」のおめでたい写真で、「立春」を綴りました。