晴、12度、67%
寒い時期に日本に本帰国しました。自分なりには一大仕事でした。モモさんの手続き、車の手続きもちろん引越しの荷物もあります。よくここまで元気でいられたと自分でも不思議です。毎晩、ゆっくりとお風呂に浸かります。疲れていますから、すぐに眠りに落ちてしまいます。これがいちばんの元気の源ですが、寝る時枕元でアロマを焚きました。アロマの勉強などはしていませんので、好きなもの、その時の気持ちに寄り添ってくれる匂いを選びます。
アロマを家で焚くようになって,20年近く経つでしょうか。オイルをポトポトと落としてローソクの火で香りを立たせるアロマポットを使っていました。「ボディーショップ」のアロマポットです。ちょうどイギリス映画の「ブリジットジョーンズの日記」が公開された頃に買いました。映画の中では出てきたかどうか忘れましたが、ブリジットがクリスマスプレゼントに欲しかったという「ボディーショップ」のアロマポットです。水を張らずに使うタイプです。小ぶりで使い込んでいますので油がこびりついています。枕元で火を焚くのは、ローソクのチロチロした火がみえて心が落ち着きますが、やはり火の心配がありました。
日本に帰ってきて、「無印良品」に行くとその日のアロマとか書かれて、細かいミストが香りを運ぶディフューザーが売られています。シュルシュルと出るその霧を見ていると肩から力が抜けるのを感じます。電気で超音波を起こしてミストにするのだそうです。「無印良品」らしくスッキリしたデザインです。でもなんだかスッキリしすぎてつまらないなあと、幾度もそのコーナーの前に立ちました。買おうか買うまいか迷っていました。そんな時ニーズルヤードの店先でシュルシュルとミストを吐いていたのが見出し写真のディフューザーです。
ぽってりとした形に惹かれました。店内には明かりもつくもうひとタイプがありましたが、おおらかな形でこちらを求めました。それから毎晩、ベットに入るまでシュルシュルやってもらっています。細かいミストは部屋全体に香りを運びます。お風呂で温めた体をベットに横にして部屋中の空気を吸い込みます。このすぐ後にはコトンと寝ているはずです。
火の心配もなくなりました。やっぱり好きなのはラベンダーのアロマです。こんなものに助けられて、元気にしています。