曇、14度、74%
濃い色のみずめ桜の家具しかない我が家です。親から受け継いだもの、自分たちが買い求めたもの、もう家具は十分にありました。座敷は以前は畳でしたが、フローリングに替えるとソファーなどが要り用になり求めます。みずめ桜のソファーを時間をかけて作っていただきました。そのソファーと元からある座卓やウィンザーチェアーを座敷におきました。ゆったりと広いのはいいのですが座卓まで距離があります。お出ししたお茶をちょっと置くには手を伸ばさなくてはなりません。主人がサイドテーブルを買うように言いました。
私自身はもうこれ以上家具はいらないというのが本心でした。みずめ桜の家具にはサイドテーブルのような小ぶりのテーブルはありません。そんな時お店のウィンドーで目に留まったのが3つ組のテーブルです。軽い木の色は明るい3つ組みの面白い形をしたテーブルです。写真を撮らせてもらって主人に見せました。私が選んだものが思いもかけなかったようです。
アコールというイギリスの家具メーカーのものだそうです。アコールなどというスタキングチェアーで有名な家具の会社は知りませんでした。ただこの形と軽さが気に入りました。この形はアルファベットのDだそうです。足は形に合わせて3本。
我が家の座敷は天井も高く、置いている家具の色も濃い茶色なので暗く感じます。この3つ組のテーブルはちょっとした風の抜け道のように部屋にアクセントをくれました。 奥の一人掛けのサイドに一つずつ置いています。
一番小さなテーブルは私が本を読むときのカップ置き。 ほんのふた月ほどですが、お日様を受けて色が少し落ち着いてきました。使い込むうちに少し飴色がかってくると思います。自分でも思いがけない買い物でした。この3つ組のテーブル、イギリスの家庭ではどんな風に使われているのかと思い浮かべるのも楽しみです。