晴、3度、84%
粒マスタードが好きです。優しい辛みと粒の食感、 常にこのポメリーのマスタードが家にはあります。先日、「レモンライス」を作りました。インド式の「レモンライス」には粒マスタードを使います。本来黒の粒マスタードですが、手に入ったのは黄色い粒マスタードでした。使う量は少量、たくさん残ったので「粒マスタード」を作ってみました。
いたって簡単です。よく水を含ませた「粒マスタード」を軽くつぶします。 意外に硬い殻です。つぶしているとホットドックの辛子の匂いが立ち上がって来ました。「粒マスタード」の優しい香りではありません。ツンと鼻に付きます。これに、「ワインビネガー」「塩」「蜂蜜」を加えるだけのものです。 「砂糖」を「蜂蜜」に置き換えました。「ハニーマスタード」の出来上がり。
出来立ては強い辛子の香りとえぐみがありました。 瓶に入れて、1週間経ちました。蓋を取ると、辛子の香りが優しくなっています。ワインビネガーの香りといい具合に調和しています。
早速ソーセージに合わせてみました。 粒粒が口の中で弾けてツンと香りを出します。「まだ早いかな?」えぐみが消えて優しい味がします。粒粒はまるで「魚の卵」のようです。ソーセージと一緒に蒸したキャベツを添えました。キャベツにこの「粒マスタード」を混ぜると「ザワークラフト」の味に変わります。
まだ辛さが残る自家製「粒マスタード」です。きっちり蓋をしてもう少し寝かせてみます。「粒マスタード」は肉の脂をほどよく抑えてくれます。「ラムラック」の背脂にたっぷり塗ってローストしたものは香りと共に脂のくどさが柔らかくなります。
プチプチ感が面白い熟成の若い「粒マスタード」もまた一味違う楽しみ方があるかもしれません。