チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ブーゲンビリア

2022年07月17日 | 

曇、25度、80%

 この暑さの中で見事に花をつけている木があります。「ブーゲンビリア」です。八月末近くまで咲き続けます。ご近所に「ブーゲンビリア」を大木に育てている家があります。1階の屋根からカーポートの屋根にまで枝先が伸びています。

 熱帯植物の「ブーゲンビリア」を息子がまだ小さい頃育てました。背負いかごに花鉢を入れて伊豆から売りに来たおばさんから買いました。40年前、背負いかごで物売りをする人は数が少なくなっていました。しかも一軒一軒家を回って売っていました。他にも花はあったと思います。私が選んだのは初めて見る「ブーゲンビリア」でした。寒さに弱いからと念を押された記憶があります。

 赤ともピンクともつかない花びらに見えるのは実はガクです。ガクに囲まれて小さな白い花があります。遠目には見えないほどの大きさです。鉢植えの「ブーゲンビリア」は咲き続けてくれました。ところがおばさんが言う通り、冬を越すことができず枯れてしまいました。

 暑さが好きな「ブーゲンビリア」ですが、長く住んだ香港では見たことがありません。この大木に育った「ブーゲンビリア」のお家の方と春先お話しする機会がありました。まだ花はついていませんでした。「見事なブーゲンビリアですね。」と申し上げると「花が咲いたら見にいらしてください。」と言葉をもらいました。毎朝この家の横の道をココと散歩します。毎朝この花を楽しみに家を出ます。

 もう自分で育てようとは思いません。こうして見せてもらうだけで十分です。そしてまだ若かった私が枯らしてしまった「ブーゲンビリア」とそれを売りに来たおばさんのことを思い出します。

コメント
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