曇、26度、90%
夏の花「ひまわり」は種類も多くなり小ぶりな「ひまわり」も見かけます。花姿から元気をもらえる「ひまわり」を植えよと昨年は思っていました。大きな花を咲かせ、背も高い「ひまわり」は真夏には首が垂れてように咲きます。小さい頃はその姿が可愛そうでした。その思いが蘇って来て「ひまわり」を植えるのはやめました。
私が選んだのは「ひまわり」よりずっと小さな花を付ける「ルドベキア」です。黄色の花をたくさん咲かせます。花芯が大きく黒いので「ブラックアイ」とも呼ばれています。 高く育ちました。2メートル近いでしょうか。小花が咲く姿は重苦しさを感じません。
この「ルドベキア」、北アメリが原産です。そして品種によっては退治が必要な「特定外来生物」に指定されているそうです。とにかく繁殖力が強い植物です。暑さにはめっぽう強く、こぼれ種で増えていきます。私にとっては手がかからずいい花なのですが。
夏の花ですがこの時期から咲き始めて、長いものは来春まで花を咲かせます。やはり丈夫な「ルドベキア」です。表情豊か、花数多く、切り花として部屋を飾ります。 実は3種類の「ルドベキア」を種から育てたのですが、3年目の今年は区別がつきません。自然交配して似たような花ばかりになりました。
手がかからない庭造りをいつも考えます。うまく増えてくれるものもあれば、思うように育たないものもあります。たくさん増えた「ルドベキア」を縁側から眺めながら、来年は少し整理しようと思い始めています。それにしても緑の中に咲く黄色い小花は自然体でいい眺めです。