晴、13度、76%
真夏を除いて一年中「落ち葉搔き」をします。秋が落ち葉の季節なのはいうまでもなく、春先に新芽をつけて一斉に葉を落とす木もあれば、季節の端境に落ち葉する木もあります。木が大きければ落ち葉の量も多く、この時期、毎年呆れるほど葉を落とすのが「モチノキ」です。
「モチノキ」の落ち葉はきれいな緑です。やっと「マキ」の落ち葉がひと段落と思うと、「モチノキ」の落ち葉が始まります。朝、山積みに掃き集めた落ち葉、夕方にはもう一山集まります。掻き集める私の頭にも肩にも軽く音を立てて落ちてきます。毎年のことなのに、うんざりです。
今は北庭の「梅の老木」も落ち葉しています。軽い葉っぱで黄ばんだ梅の葉は庭を汚く見せるので放っておけません。「モチノキ」の落ち葉はあと1週間で納まるでしょう。すると今年は紅葉の遅い国道の街路樹「イチョウ」の落ち葉が始まります。風向き一つで、国道から僅かに入った我が家にも「イチョウ」の葉が積もります。雨が降ると「イチョウ」の葉は土やアスファルトのへばりついて思うように取れません。これまたうんざりです。
かき集めればゴミの袋詰め、カサコソと軽いものの量が量ですから時間を費やします。ココが家の中でトイレをしないのでトイレシートのようなゴミが出ません。「生活ゴミ」は極めて少ないのに、「庭ゴミ」ばかりが多い我が家です。
屋根に当たって音がする落ちてくるものは、「どんぐり」です。枝付きのまま落ちてくるので結構な音を立てます。「モチノキ」の緑の落ち葉は緑の絨毯、「どんぐり」の屋根に当たる音は私の眠りに入る音、そう思って心を鎮めます。