チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

カゴバックを仕舞おうか?

2020年09月28日 | 日々のこと

晴、18度、80%

 朝晩涼しくなって、空が高く晴れ上がるといそいそと季節の物の入れ替えを始めます。一気に冬物とはいきませんが、入れ替えをしながら傷み具合、次の季節に必要な物などをついでに点検します。靴は冬の散歩用に中ボアのスリッポンを新しくするつもりです。服に至っては新調する物はないように思います。帽子も十分な数あります。

 この半年以上、外出の機会はめっきり減りました。夏の外出着、外出用の靴、カバンを使ったのはほんの数回でした。主婦の私ですら生活に変化が起こっています。カゴバックを持ち出かけたのは1、2度でした。梅雨も長く、カゴバックの気分ではありませんでした。いつもならカゴバックもすぐに棚の上にあげてしまうのに、昨日はちょっと考えました。最近はカゴを真冬にも使う人を見かけます。カゴバックに小さなファーをあしらったりしてそれなりに冬らしく使っています。男性もカゴバックを持つ姿を見かけます。写真家の日置丈晴さん、物書きの松浦弥太郎さんなど一年中カゴバックを持っている写真を目にします。「この冬はカゴバックを使ってみようかな?」

 冬にカゴバックを使うというのに新鮮な驚きを覚えたのは、30年以上前の映画「恋に落ちて」でした。冒頭シーン、クリスマス前のニューヨークの本屋に入っていくメリルストリーブが肩からカゴバックを掛けていました。「真冬にカゴバック!」驚きました。あの映画を通して季節が移り変わってもこのカゴバックばかり持ち歩いていたメリルストリーブでした。

 タンスの上にカゴバックを並べて半日考えました。「冬の私の装いにカゴバックが似合うかな?」最近は冬でもコットンのスカートにレギンスなどを重ね着するファッションが見られます。私年代の方でも素敵に装っていらっしゃいます。私の手持ちの冬服を思い合せます。どう考えてもしっくりとカゴバックが似合う服装ではありません。

 季節で衣服を切り替える「衣替え」は気持ちの上でもけじめがつくといつも思います。私の夏のカゴバック、夕方には棚の上に仕舞われました。「また来年の夏にね。」


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