晴れ、19度、83%
リヤドロの人形をたくさん集めている方から、いただいたリヤドロのクリスマスツリー。高さ12センチほど。リヤドロ好きな人たちには、垂涎の的だと聞くが、当時の香港では以外に手に入り易く、贈り物として使われていた。実は、わたしリヤドロのよさがこの年になっても分らない。割れ易いようだし、ホコリモたまりそう。我が家で、たった一つのリヤドロ。家人は、リヤドロの少女の像などいたくお好きだが、わたしがたちまち却下する。
小さなローソクの雪だるま、息子がはじめて香港に戻ってきた冬休みのプレゼント、17年前からこの時期、時計の足元にいる。
とサンタさん。御土産物屋でよく見られる品。家人の、インドから土産。
2年前の家人からのクリスマスプレゼント。ちょっと、間延びした、これなに?って、言いたくなるもの。家人らしいチョイス。
ほんとは、スノーマンのスノーボールが欲しかったのに、すぐに売切れてしまい、これを求めた。オルゴール付き。 まだまだ、続く。
晴れ、19度、63%
家人とわたしの二人だけの家だけど、クリスマスやお正月はそれなりに部屋のしつらえを替える。中でも、クリスマスはいろいろなものが出てきて、いつもの我が家と違って、ちょっとにぎやかな感じ。
まずが玄関から、 30年前に二子玉川の東急ハンズで買った、ドアーベル。
クリスマスとは関係ないけれど、12月から翌2月まで玄関脇にいてくれる雪だるま。
タイでできた、張子の雪だるま。家人が香港のどこかで見つけてきてくれた。家人が選ぶものは、どこかちょっと間がはずれているというか、ワンテンポ遅れているようなものが多い。以前は、それがいやだったけど、その、抜けているところが、かえっていいのかな~と、思えるようになった。
bunkamuraのアーツアンドクラフトで、3年前に求めた北欧のもの。色、形、木製で持ったときのぬくもりもなんともいえない。
晴れ、19度、57%
朝、パグ犬モモの散歩に出かけ、帰ってモモに朝ごはんをあげる。それからジョギングに出かける。家を出るのは、朝5時少し前。香港は、この時期まだまだ真っ暗。とはいえ、外灯の数が桁違いに多いせいか、真っ暗な中を走るわけではない。
朝は、不思議なくらいほとんど同じ場所で、同じ人たちに出会う。しかも、一年中、そして何年も。家人に「おはよう。」って言う前に会う人たち。
ここ涼しくなって、このジョギング中にわたしの仕事がひとつ増えた。どんぐり拾い。空が明けない前に外灯の下で、道をうろうろ下を向いて探し回っている。流石に、通りかかる方たちが、具合が悪くないかと心配してくださる。にっと、笑って、どんぐりを見せることにしている。
もう、何年も出会うフィリピンのメイドさん3人組。やはり、「どうしているの?」とたずねてくれた。どんぐりを見せても、「食べるの?」とどんぐりをご存知でない。この、どんぐりの枝、どんぐりがついていた跡に、日本の布でパフボールを作りブローチを作り、そして、それをチャリティーバザーで売ると説明。それ以来、三人はいつもわたしを助けてどんぐり拾い。
実は今年のバザーはもう終わっている。つまり、来年のバザーに向けて、蓄えている。この、ブローチ、目玉商品で、あっという間に売り切ってしまう。だって、同じものはひとつもないのだから。一人で、4つも買ってくださる人がいる。おかげで、わたしたちはどんなに欲しくても、買うことが出来ない。今回は、午前中に売る分を売り切ったら、残りは午後まで出さずにいた。そんなわけで、手元に可愛いブローチがない。
11月の末から4日ほど日本に帰っていた。そしたら、今朝、例の3人組のフィリッピンのメイドさんから、大きな袋を手渡される。もちろん中は、
このがくの中に縮緬の小さなパフボールをつけてブローチを作る。
日本のどんぐりより、随分大きい。長さ3センチ、直径2センチ。
わたしが、日本に行ってる間も彼女たちは、暗がりの中、集めてくれていたんだと思うと、嬉しさで胸がいっぱいになってしまう。いつも、たくさんの人に助けられて、喜びをもらっている。