晴れ、18度、83%
イースト使って作る、花巻。中国の庶民のご飯代わりに、食べる蒸パン。普通万頭、といえばこのての蒸しパンをさす。熱々を、おかずといただく。
形のさまざま。中に葱を巻き込んだりしたのもある。我が家は、ごま油を薄く延ばしてくるくる。粉は、パンと違って中力粉。
この花巻の生地を使って、肉まんアンマンを作ることも出来る。というかほぼ、同じ配合。わたし、実はちょっとこの生地、苦手。いまだに、ベストポイントがつかめない。生地を手で持ってみて押し返してくる感じが、どんなものか掴めていない。だから、いつも発酵させすぎてしまう。 切り目の開き方でそれが分る。この冬は、幾度となく試してみよう。
中国の道端で、冬のさなか朝から、饅頭を売る店。種類もいっぱいでおじさんもおばさんも手馴れた様子で作っていく。大きさもとっても大きく、仕事に向かう人たちが次々に買っていく。おじさんおばさんの手は節くれて、爪には粉が詰まっている。わたしの、花巻や、万頭への思いの後ろにある風景。マイナス10度の大連の朝、大きな万頭が、芯から体を温めてくれた。