小雨、20度、83%
日ごろめったに病気をしないわたしだが、2,3年に一度、発熱、嘔吐、下痢を伴った症状に襲われてベットの上の人となる。
金曜日の昼過ぎ、胃が消化作業をしなくなったのに気づく。仕事に出かけるも、3時ごろから生あくびが頻り。4時前には、悪寒が始まる。あっ、やってきたと仕事を切り上げ、急ぎ帰宅、パグ犬モモの散歩をヘルパーに頼み、ベットにもぐりこむ。でも、気持ちが悪くて眠れるものではない。そのうち、頻繁にトイレに通いだす。
戻したいのに、戻せない。口に指を突っ込む勇気がない。吐き気は始まって、6時間が経過。いいコトを思いつく。炭酸の入った飲み物を飲めば、うまくいけば戻せるかもしれない。
バケツを持って、冷蔵庫から微炭酸飲料ビタミンレモンなるものを取り出し、飲みあげる。
幸いに、この症状にかかったとき、家人はいつも出張中。戻したいがため、バケツを手に冷蔵庫を覗いていたり、トイレに何度も駆け込んだり、挙句に、ゲーゲーするところなど、たとえ30数年一緒に生活していても、お見せしたくない。
炭酸飲料は効き目をあらわし、見事に胃の中は空っぽ。戻すという作業は、自然の理に反している。上から下に流れるのが理なのだから、逆は無理がある。それを行うには、かなりのエネルギーを使うことになる。朝、10キロ走るのなんかより、ずっと疲れてしまった。
そんなわけで、昨日も仕事を休み、ベットでゴロゴロ。この症状、風邪の菌が、胃腸に蔓延して起こるのか、日ごろ、小さい体にもかかわらず、よく飲み、食べるため、胃腸が休暇願いを出しているのか、診断を受けたことがないので分らない。2,3年に一度、こうしてベットで何もしない日があるのも、いいのかもしれない。
珍しく、昼間からベットにいる私に忠義立てして、パグ犬モモ、添い寝をしてくださる。ねー、モモさん、あなた私のお布団半分とっているんですがね。