大文字の送り火が燃え尽きた頃、
「妙」の文字の真下、
左京区松ヶ崎「涌泉寺」で行われる盆踊りを見てきました。
文献上で見られる最古の盆踊りだそうです。
「題目踊り」は男女の組が掛け合いながら歌を歌い、
優雅な大太鼓がリズムをきざみます。
その周りをゆっくり輪になって進む踊りは扇子を返しながら膝に当てるだけの動作です。
音曲は暗い山に響き、
徐々に日常から離れた世界へいざないます。
古代の歌垣を彷彿とさせるものでした。
妙法の文字を染め抜いた浴衣は戦後のもので
それまでは白地にただ南無妙法蓮華経と墨で書いただけの浴衣だったそうです。
女性はたすきに三幅前垂れをつけています。
「題目踊り」と「さし踊り」の2つの踊りが終り、
舞台がかたずけられ踊っていた人たちもあった言う間にいなくなって、
名残惜しい気持ちで、私たちも帰ろうとしていた時、
地元のお年寄りから「法」の文字が300年後になぜ「妙」の左ではなく右に作られたのか、とか、
平安時代に始まる鎌倉時代、現代までの
「送り火」の様々なエピソードをお聞きすることが出来ました。
「妙」の文字の真下、
左京区松ヶ崎「涌泉寺」で行われる盆踊りを見てきました。
文献上で見られる最古の盆踊りだそうです。
「題目踊り」は男女の組が掛け合いながら歌を歌い、
優雅な大太鼓がリズムをきざみます。
その周りをゆっくり輪になって進む踊りは扇子を返しながら膝に当てるだけの動作です。
音曲は暗い山に響き、
徐々に日常から離れた世界へいざないます。
古代の歌垣を彷彿とさせるものでした。
妙法の文字を染め抜いた浴衣は戦後のもので
それまでは白地にただ南無妙法蓮華経と墨で書いただけの浴衣だったそうです。
女性はたすきに三幅前垂れをつけています。
「題目踊り」と「さし踊り」の2つの踊りが終り、
舞台がかたずけられ踊っていた人たちもあった言う間にいなくなって、
名残惜しい気持ちで、私たちも帰ろうとしていた時、
地元のお年寄りから「法」の文字が300年後になぜ「妙」の左ではなく右に作られたのか、とか、
平安時代に始まる鎌倉時代、現代までの
「送り火」の様々なエピソードをお聞きすることが出来ました。