最近は主に中南米やヨーロッパの小説、ミステリー、詩、などを中心に読んでいます。
その中の1冊「マンハッタンの赤ずきんちゃん」は少年少女のための小説だと思うのですが?
細い線画のカットも作者自身のもので、いい感じです。
でも難しい漢字に振り仮名がないので中高生向きかな?
作者はスペインでは有名な作家だそうですが、全然知りませんでした。
1925年生まれなので、87歳のおばあさんです。
この本がスペインで出版されたのが1990年ということなので、65歳の時ということになります。
少女と、少女のおばあさん、そしてホームレスの女性の物語です。
なんだかとても月並み、と感じるところと、
面白くてわくわくするところが入り混じって不思議な感じがしました。
甘ったるい内容だと思って油断して読んでいると、
「自由とは何か?」と少女の心を通して読者に突きつけてきます。
そして狼なんか恐るるに足らない、飛べ、冒険をしろ…と
日本のヤングアダルト小説と一味違います。
『マンハッタンの赤ずきんちゃん』
カルメン・マルティン・ガイテ
1993年、マガジンハウス
その中の1冊「マンハッタンの赤ずきんちゃん」は少年少女のための小説だと思うのですが?
細い線画のカットも作者自身のもので、いい感じです。
でも難しい漢字に振り仮名がないので中高生向きかな?
作者はスペインでは有名な作家だそうですが、全然知りませんでした。
1925年生まれなので、87歳のおばあさんです。
この本がスペインで出版されたのが1990年ということなので、65歳の時ということになります。
少女と、少女のおばあさん、そしてホームレスの女性の物語です。
なんだかとても月並み、と感じるところと、
面白くてわくわくするところが入り混じって不思議な感じがしました。
甘ったるい内容だと思って油断して読んでいると、
「自由とは何か?」と少女の心を通して読者に突きつけてきます。
そして狼なんか恐るるに足らない、飛べ、冒険をしろ…と
日本のヤングアダルト小説と一味違います。
『マンハッタンの赤ずきんちゃん』
カルメン・マルティン・ガイテ
1993年、マガジンハウス