マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

子どもは廊下を走るもの

2013-07-18 | Weblog
眠れなくて、やっと眠って眼が覚めたと思って時計を見たら、1時間しか経っていなかった。
それからまた眠れなくて本など読んでいる内に明るくなり、
また少しうとうとする、そんな日が時々あります。
別に悩みがあるわけではなく、年のせいかなと思いますが、

頭の中にいろんな思いがポッポッと次々と浮かんで、ついに
支離滅裂になってどたばた走り回る感じです。
小学校の廊下を走り回る子どものイメージです。


それにしても子どもはなぜあんなに廊下を走り回るのでしょう。
「ろうかは静かに歩きましょう」とか「ろうかを走るな!」と書いた紙があちこちに貼ってありました。
けれど、子どもは階段の手すりを滑り降り、
出来るだけ高い段から飛び降りて、廊下を走り、
ぶつかって怪我をして、それでも懲りずに走っていました。
どうしてあんなに走りたかったのでしょう。


授業中、椅子に縛り付けられていた処から解放されたエネルギーが走らせるのでしょうか?
一刻も早く運動場で遊びたい気持ちが走らせるのでしょうか?

20代半ばの娘にそう言ったら、
「私は、もし今、学校の廊下にポンと置かれたらきっと走ると思う。」と言うのです。
そして「理由は別になくて子どもは学校の廊下を走るもの」と言います。


私が小学校の頃は古い木造の校舎で、廊下も勿論板張りで、時にはみんなでぬか袋で磨いたりしていました。
だから、ピカピカで、つるつるしていました。
木の床は上履きの足の底に心地よく、
走ればばたばた足音もして、、、、
廊下の幅は狭くまっすぐ遠くへ伸びている、、、
そうか、廊下は走りたくなる要素満載の場所だったんだ、と今思います。
コメント
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