我が家には古い和ダンスが3つあります。
赤い塗りの箪笥は、祖母(父の母)がお嫁入りの時に持ってきたものです。
大正時代のことです。
その時祖母は18歳でした、赤い箪笥がきっと似合ったことでしょう。
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嫁入り先は、姑が早く亡くなって舅と、
小舅が2人、小姑が3人いました。
小姑といっても、まだ幼い子どもたちでした。
大変な毎日だったと思います。
想像もつきません。
さらに、19歳で私の父が生まれました。
でも、誰も祖母の愚痴を聞いたことがないと言います。
また、父は祖母の、たった一人の子どもでしたが、
父と母の作った家庭に干渉することは皆無でした。
凄い人だったんだなと、いまになれば分かります。
負けず嫌いが徹底していました。
けれど昔は、そのように暮らした女性がたくさんいた、と思います。
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この箪笥は母の箪笥。
正確には母の母の箪笥でお嫁入りの時に、
洗いに出して持ってきたそうです。
(母の母は享年40歳で、その時すでに亡くなっていました。)
箪笥の桐の色はまるで新品のようにきれいになったそうです。
歴史を刻み、再びすっかり黒ずんでしまいました。
もう一つは伯母から譲り受けました。
着物の好きな伯母でした。
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娘たちが着るかもしれないと期待して、
この箪笥には、着物を入れて置いていきます。
あとの二つは移転先に持っていきますが、
赤い箪笥は着物ではなく、
こまごまとした手芸材料や布類、毛糸類を入れたいと思います。
洋服ダンスはもう絶滅したようですが、
箪笥類(チェスト)は、
まだ家具屋さんにも道具屋さんにも並んでいます。
よく入るし使いやすい。
きっと多くの家で和ダンスは使われていると思います。
これからも、この古い3棹の和箪笥は活躍しそうです。
ちなみに、93歳の母は、小学校に入学するときに、
祖父(母の父)に、神戸の古道具屋さんで買ってもらったライティング・ビューローを今も愛用しています。
いったい、いつ作られたのもなのでしょう?
家が古いので古い家具が似合います。
赤い塗りの箪笥は、祖母(父の母)がお嫁入りの時に持ってきたものです。
大正時代のことです。
その時祖母は18歳でした、赤い箪笥がきっと似合ったことでしょう。
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嫁入り先は、姑が早く亡くなって舅と、
小舅が2人、小姑が3人いました。
小姑といっても、まだ幼い子どもたちでした。
大変な毎日だったと思います。
想像もつきません。
さらに、19歳で私の父が生まれました。
でも、誰も祖母の愚痴を聞いたことがないと言います。
また、父は祖母の、たった一人の子どもでしたが、
父と母の作った家庭に干渉することは皆無でした。
凄い人だったんだなと、いまになれば分かります。
負けず嫌いが徹底していました。
けれど昔は、そのように暮らした女性がたくさんいた、と思います。
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この箪笥は母の箪笥。
正確には母の母の箪笥でお嫁入りの時に、
洗いに出して持ってきたそうです。
(母の母は享年40歳で、その時すでに亡くなっていました。)
箪笥の桐の色はまるで新品のようにきれいになったそうです。
歴史を刻み、再びすっかり黒ずんでしまいました。
もう一つは伯母から譲り受けました。
着物の好きな伯母でした。
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娘たちが着るかもしれないと期待して、
この箪笥には、着物を入れて置いていきます。
あとの二つは移転先に持っていきますが、
赤い箪笥は着物ではなく、
こまごまとした手芸材料や布類、毛糸類を入れたいと思います。
洋服ダンスはもう絶滅したようですが、
箪笥類(チェスト)は、
まだ家具屋さんにも道具屋さんにも並んでいます。
よく入るし使いやすい。
きっと多くの家で和ダンスは使われていると思います。
これからも、この古い3棹の和箪笥は活躍しそうです。
ちなみに、93歳の母は、小学校に入学するときに、
祖父(母の父)に、神戸の古道具屋さんで買ってもらったライティング・ビューローを今も愛用しています。
いったい、いつ作られたのもなのでしょう?
家が古いので古い家具が似合います。