ハラハラ、ドキドキを超えて、かなり怖かった!
『乗客ナンバー23の消失』セバスチャン・フィツェック
のサスペンスを読みました。
怖いけれど興味深く読みました。
著者はドイツでは著名な作家で、人気があるそうです。
豪華クルーズ船には、千以上の客室があり、
レストランやバー、プールやテニスなどのスポーツ施設やジムや、
子どもの遊び場、美容室、図書室や劇場、病院施設もあります。
もちろん、船員ら船の中で働く人達の居住空間、機械室や倉庫が沢山、
今ではごみ焼却場もあるそうです。
(以前は全部ハッチから海へ落としていたそうです。)
そしてカジノがあります。
バカラやスロットで遊ぶのが目的で船に乗る人も多いそうです。
世界中の海に、いつも相当数の豪華クルーズ船が航行していて、
中でギャンブル(博打)が行われているなんて・・・
知らなかったなー。(もちろん、ダイヤモンド・プリンセス号も)
博打場があれば、胴元のギャング?やガードマンやチンピラも乗っているだろうし、
小金持ちの懐を狙う輩も乗っているだろうし・・・
クルーズ船にないのは何か?警察なのです。
何か起きても現場検証もできないし、逮捕もできないし・・・
2011年から2012年にかけて世界のクルーズ船上から行方不明になった人は55人だそうです。
サスペンスの舞台にもってこいではありませんか!
で、この小説は、妻が子どもを連れて船上から身を投げて自殺したと知らされて、
心身ともにガタガタになった刑事が、真相を突き止める、というサスペンスです。
人の命のことなど何も考えたこともない、金の亡者の大金持ちの船主や、
怪しい老婆や、頭のネジが壊れた少女や、隔離されていた天才少女や、
女医や、泥棒や、メイドや、
たくさん出てくる登場人物が、なんだか皆すごくて、
でも最後まで読んだら、疲れたけど、面白かった。
これを読んだ人は、豪華クルーズ船に乗りたい気持ちが確実に減るだろうな。
私は昔から、豪華クルーズ船に乗りたい人の気持ちがわからないけど、
やっぱり、というか、ますますわからない・・・
『乗客ナンバー23の消失』
セバスチャン・フィツェック 著
酒寄真一 訳
2018 文芸春秋
『乗客ナンバー23の消失』セバスチャン・フィツェック
のサスペンスを読みました。
怖いけれど興味深く読みました。
著者はドイツでは著名な作家で、人気があるそうです。
豪華クルーズ船には、千以上の客室があり、
レストランやバー、プールやテニスなどのスポーツ施設やジムや、
子どもの遊び場、美容室、図書室や劇場、病院施設もあります。
もちろん、船員ら船の中で働く人達の居住空間、機械室や倉庫が沢山、
今ではごみ焼却場もあるそうです。
(以前は全部ハッチから海へ落としていたそうです。)
そしてカジノがあります。
バカラやスロットで遊ぶのが目的で船に乗る人も多いそうです。
世界中の海に、いつも相当数の豪華クルーズ船が航行していて、
中でギャンブル(博打)が行われているなんて・・・
知らなかったなー。(もちろん、ダイヤモンド・プリンセス号も)
博打場があれば、胴元のギャング?やガードマンやチンピラも乗っているだろうし、
小金持ちの懐を狙う輩も乗っているだろうし・・・
クルーズ船にないのは何か?警察なのです。
何か起きても現場検証もできないし、逮捕もできないし・・・
2011年から2012年にかけて世界のクルーズ船上から行方不明になった人は55人だそうです。
サスペンスの舞台にもってこいではありませんか!
で、この小説は、妻が子どもを連れて船上から身を投げて自殺したと知らされて、
心身ともにガタガタになった刑事が、真相を突き止める、というサスペンスです。
人の命のことなど何も考えたこともない、金の亡者の大金持ちの船主や、
怪しい老婆や、頭のネジが壊れた少女や、隔離されていた天才少女や、
女医や、泥棒や、メイドや、
たくさん出てくる登場人物が、なんだか皆すごくて、
でも最後まで読んだら、疲れたけど、面白かった。
これを読んだ人は、豪華クルーズ船に乗りたい気持ちが確実に減るだろうな。
私は昔から、豪華クルーズ船に乗りたい人の気持ちがわからないけど、
やっぱり、というか、ますますわからない・・・
『乗客ナンバー23の消失』
セバスチャン・フィツェック 著
酒寄真一 訳
2018 文芸春秋