マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

痛い棘!

2020-05-20 | 自然
満開のノイバラ
沢山の小さな虫たちが飛び回っています。
桜のようなヒラヒラした花弁がきれいです。
けれど、一枝手折ろう、としたら、痛い目に遭います。

鋭い棘はカギ状で、服などに引っかかり、やっかいです。

山帰来(サンキライ・サルトリイバラ)も鋭い棘がある蔓草です。

この辺りでは柏餅はカシワではなくサンキライの葉で包んで蒸して作ります。
「いばら餅」などと呼ばれています。
食べる時、サンキライのほのかな香りがいいものです。
九州や中国地方など、各地でサンキライが使われています。

ノイバラやサンキライのように、蔓と棘がセットになっている植物も多いようです。
棘でひっかけ、蔓で絡みつき、2段階で広がっていこうという戦略です。

山椒の棘も鋭い、山椒の葉や実や花を集めるのは大変です。

山椒の実や花の佃煮が高いのも、手間を思うとしょうがないか、と思います。

ワルナスビが庭にも畑にも姿を現し始めました。

葉の裏まで、四方八方、全身鋭い棘!
これは何としても減らしたい。
普通の軍手ではつかむのも無理。
他の植物の場合、若いときは棘もやわらかいのですが、
ワルナスビの棘は、最初から硬くて鋭い、
その上、やがて、小さな実をつけるのですが、その実が毒入り!
外国では「ソドムのりんご」とか「悪魔のトマト」などと呼ばれているそうです。
家畜などが被害に遭うそうです。
恐ろしい草です!
ワルナスビがつかめる、軍手を探してこなくちゃ。



コメント
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