秋の感触
2023-10-04 | 自然
栗拾い、栗剥きに少々疲れて、ふと気が付いたら、
柿が赤くなっている。
鳥に啄ばまれているのもある。
ああ、もう、柿が熟す時期だった・・・
毎年のことなのにきれいさっぱり忘れてしまっている。
とすると、サツマイモや里芋の収穫も近い、
冬野菜の植え付けや、タマネギの定植などの時期も近付いてきたのだ・・・
自然はとてもきっちりしている。
種蒔きや植え付けが遅れたら、収穫は望めない。
ススキの穂が開き始め、木の葉の色が変わり始めている。
今はもう秋、分かっているけれど、
その時が来るまで、秋の感触が思い出せない。
(草のシャンデリア、今日は小雨が降っている)
「ああそうだった」と、
腕に当たるひんやりした空気を感じて、
やっと秋を思い出す。
(ヤダケに絡みついて鈴なりのムカゴ)
去年も、一昨年も、10年前も、
こんな風に季節が移り替わる度に驚いたり、喜んだり、慌てたりしている。
(きれいなグミの黄葉)