師走
2024-12-12 | 自然
師走の10日も過ぎました。
ガラス戸とか、シンク周りとか、
自分が目に付いたところだけ、片付けたり磨いたりしていますが、
思い返せば、昔の師走は文字通りみんな走り回っていたものです。
実際に衣をはためかせてバイクで走り回るお坊さんをよく見かけて、
これが師走か、なんて思った記憶があります。
ハタキとバケツと雑巾を持って拭いて拭いて・・・
障子も張り替えて、掃除が終われば、買い出しに、その忙しさが楽しかった。
でも、私の祖母が子どもだった頃、掃除機も洗濯機も冷蔵庫もガスコンロもテレビなどもなかった時代の師走はどんなだったのでしょう。
すっかり腰の曲がった、皺だらけの祖母の笑った顔が思いだされます。
↑ 川(伊勢、瀬田川)べりの桜並木の中に、
一本だけ今まさに満開の木がありました。
↑ 裏の栗の木の葉が散って、日毎に空が広くなり、
↓ 積った落ち葉の上にも日が届くようになりました。